秋も本番で、野生きのこの発生は最盛期です。自分で採ったもの、人から貰ったもの、お店で売っていたものなど色々な野生きのこが鑑定に持ち込まれてきます。多い日は20件を超えたようです。
中には自分はキノコに詳しいのだと講釈をして行く人(分かっているのなら来なくてもいいのに・・・)、昼休みでも関係なく押しかける人(職員だって昼飯を食べて休みたいですよね・・・)、都合を聞かずに押しかける人(本来の研究が出来ません・・・) ん~、何かルールが必要かも?
さて、涼しくなって園内の散歩も好いかなと秋の色を探しに昼休みにカメラを片手に歩き回ってきました。何と言っても秋は「実りの秋」でしょう・・・と言う事で、まずは果実とか種子を探してみました。
今年はカシやナラの果実のなりは悪いようです。木を見上げてみてもほんの少ししか付いていません。
なり物が少ない年はクマなどの野生動物の出没が心配されていて、実際に色々な事件が起きていますよね。
まずはスダジイの実です。いわゆるドングリでアク抜きをしなくても食べられます。
そして同じくアク抜き無しで食べられるマテバシイ・・・実も大きいのでいいですね!
こちらは果実と言えないかも・・・自然薯のムカゴです。
こちらはセイヨウタンポポ・・・でも冬以外は何時も実を付けていて、こいつは秋の色とは言えないかなぁ!
ともかく、色々な果実、種子は生き物の大切な働き・・・つまり、子孫を残す働き・・・を持っているのですよね。この働きが無いと持続的社会も生物多様性も成り立たないのですよね。
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