急に寒くなりました。襟を立てて足早に散歩をしながら場内の森を歩いていると、足元にこんなものが・・・「おお、ケンポナシだ!」と思わず口に放り込むと甘く熟れた梨の味がほのかにしてきました。
でも、本当は食べた部分は花柄なのです。花が終わると花柄の部分が肥大して果肉状に肥大してくるのです。種は先端の丸い部分(下の写真では白くなって種子が出てしまっています)に入っているのです。
こちらが種子で小さくて堅く黒光りしています。
花は下の写真のように普通の花ですが咲き終わってから大変身するのです。何とも不思議な種子ですよね。そして初冬には果軸ごと落ちてくるのです。この果実が二日酔いに効くと知った職場の研究員さんはたくさん拾っていきました。乾して煎じて飲むのだとか・・・ん~私にも必要だな!
冬芽はこんな感じ(ちょいピンボケ)で結構面白そうなので、もう一回登場してもらおうかな・・・
当ブログも1146話となりました。ご支援ありがとうございます。 の文字またはバナーをポチッと一押しお願いします。