ここ何回も染料植物園に通っているのですが、それは園から頼まれて植物の戸籍調査みたいのことをやっているからなのです。どこの区域にどの植物が植えられ、樹高や胸高直径、樹勢などを記録しています。
一方では、普段見ることのできない植物も植えられていて勉強にもなります。今回は、ふつうは温暖な地域に自生していて群馬では見ることのできないイスノキのお話です。
イスノキには10種類もの色々な虫えい(虫こぶ)が付くことあるのですが、高崎の染料植物園に植えられたイスノキにも数種類の虫えい(虫こぶ)付いていました。
葉にはイスノキハコタマフシ・・・
枝にはイスノキエダナガタマフシ・・・
同じく枝にイスノキエダホソナガタマフシなどが見られました。
これらの虫えい(虫こぶ)はアブラムシ科の虫によってつくられています。特定のアブラムシが特定の樹種について虫えい(虫こぶ)がつくられるようですが、イスノキが数本しかないこの地にも特定のアブラムシが居ることが不思議です。それとも樹について入ってきたのでしょうか・・・
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