玉原で見かけた虫えい(虫こぶ)の第二弾です。今回も赤い虫えい(虫こぶ)ですが、ヤマブドウの葉に出来た「柿右衛門の赤」のような色をした徳利に似た面白い形をしているものです。
名前はヤマブドウハトックリフシで、ブドウトクッリタマバエによってつくられます。形は円錐形ですが先端は急に細くなり、基部はふくよかに丸みを帯びて私の大好きなお酒を入れる徳利の形ですよね。そこで付いた名前は「ヤマブドウ+ハ+トックリ+フシ」です。
虫えい(虫こぶ)は7月中ごろから目立ち始め8月中旬に成熟します。表面はツルッと滑らかで光沢があります。陽が当たらない部分は緑色で葉表の陽が当たる徳利は赤色になります。
虫えい(虫こぶ)は9月に入ると落下して虫えいの中で越冬するのだそうです。
これから野尻湖のヒメマスに行ってきます・・・
1502話目です。何時もご支援ありがとうございます。の文字またはバナーをポチッと一押しお願いします。
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