玉原で見かけた虫えい(虫こぶ)の最後です。チシマザサの芽にヒメササウオタマバエが作った細長い紡錘形の虫えい(虫こぶ)です。
この虫えい(虫こぶ)は全国各地で見られるのだそうですが、形成者が一種かどうかは不明だそうです。年一世代で、成虫は4月下旬~5月上旬に地中で越冬した蛹から羽化し新芽に産卵します。虫えい(虫こぶ)は6月上旬に成熟し、3齢幼虫は6月下旬~7月中旬になると地上に落下し地中で蛹となって越冬するそうです。
ところが、緯度や高度が高くなると脱出期は遅れるそうで9月になっても幼虫が虫えい(虫こぶ)内に残っていることがあるのだそうです。年1世代で成虫は4~5月に地中の蛹から羽化しチシマザサの新芽に産卵します。
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日本原色虫えい図鑑 | |
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