玉原の自然観察会で見かけた虫えい(虫こぶ)の続きです。今回は写真の枚数がないのでまとめて二種類です。
まずは、ミズナラの葉裏についていた小さくて丸い虫えい(虫こぶ)です。前に紹介したナラハヒラタマルタマフシ(6~7mm)に似ているのですが、こちらの方が小さく(5~6mm)て葉裏につく特徴があります。
虫えい(虫こぶ)は黄白色ですが日当たりが良いものは赤く染まります。ナラハウラマルタマバチ(単性世代)によってつくられます。虫えい(虫こぶ)が落下した後もその中で成長し秋に成虫となって飛び出します。冬芽に産卵した卵は春に孵化(両性世代・ナラメカイメンタマバチ)し毛玉状の虫こぶを作るのだそうです。
次はキイチゴ類の葉にできたキイチゴハケフシ・・・キイチゴハモグリダニによって作られます。
葉が不規則に盛り上がって灰色の毛が密生します。あまり気持ちのいいものではないので拡大すると問題がありそうですね・・・
今日は重陽の節句です。奇数並びのめでたい日なので釣りに行きますか・・・って、何時も行っているんだよね!
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