冬芽と葉痕には何ともユーモラスな顔やとぼけた顔に見えるものが多いような気がします。
茶色い色の枝に着いているのはノリウツギの冬芽と葉痕です。冬芽は対生または三輪生で2~3対の芽鱗に包まれます。葉痕は倒松形でやや隆起して3つの維管束痕がとぼけたような顔を作り上げていますね・・・
(冬芽と葉痕:126種類目)
次は灰褐色の枝に皮目が目立つニワトコの冬芽と葉痕です。冬芽は葉芽と花芽が一緒の球形の混芽が多いのですが、写真の冬芽は中央が長卵形の葉芽で、その右側に小さめの副芽、左側に非常に小さい副芽が見られ冠のように見えます。葉痕は腎形で維管束痕は3つに見えますが、よく見ると両端にもあって5つあります。この冬芽と葉痕も面白顔ですね!
(冬芽と葉痕:127種類目)
今日は、近場に有りながら何年も行っていなかった丹生湖に久しぶりにワカサギ釣りに行ってこようと思います・・・
1605話目です。何時もご支援ありがとうございます。の文字またはバナーをポチッと一押しお願いします。
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冬芽でわかる落葉樹 |
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