この時期は桜・さくら・サクラなのですが、同時に方々で黄色い花を咲かせているのがレンギョウの仲間たち・・・中国原産のレンギョウとシナレンギョウ、朝鮮半島原産のチョウセンレンギョウ、日本の中国地方山地に稀にあるヤマトレンギョウ、小豆島の石灰岩地にあるショウドシマレンギョウの5種類がありますが日本産のものは花の付き方が少なく花木として植えられることはほとんどなく外国産が幅を利かせています。
では特に多く植えられているシナレンギョウとチョウセンレンギョウの見分け方はというと、まずは雄しべの位置で見分けましょう。シナレンギョウ(↓・左)は雄しべよりも花柱が長く突き出します。一方、チョウセンレンギョウ(↓・右)は花柱よりも雄しべの方が長くなっています。花弁もチョウセンレンギョウの方が色が濃く幅も広いかな・・・
そして枝を縦に割ってみるとはしご状に棚板があるのがシナレンギョウ・・・
棚板と仕切りがあって中空部分が見られるのがチョウセンレンギョウ・・・
樹形はシナレンギョウの方が枝が直立します。
チョウセンレンギョウは枝が横に長く伸びます・・・
花の世界はシナもチョウセンも仲良いのだけどね~
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樹に咲く花―合弁花・単子葉・裸子植物 (山渓ハンディ図鑑) | |
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