体のメンテからの帰り道に板鼻堰に寄った後、ある団地の中を通過・・・半分ほどが古い家屋が壊され空き地になっていて一面黄色になっていた!
正体はオオキンケイギク(キク科・北米原産)で特定外来生物(生態系・人の生命身体・農林水産業へ被害を及ぼすか及ぼす恐れがある外来生物)に指定されている!
繁殖力が旺盛で生態系を乱すと云うけれど確かに凄いね! 一見きれいに見えるので刈り取らない人が多いけど適切に処理すべきだろうな!
よ~く見ると手前にピンクの群落が見えたので確認するとヒルザキツキミソウ(アカバナ科・北米原産)だった! この花も繁殖力は旺盛だそうだ・・・
同じアカバナ科のユウゲショウ(北米原産)も所々で咲いていた・・・この空き地は外来種の宝庫だね!
他の耕作放棄地ではムシトリナデシコ(ヨーロッパ原産・ナデシコ科)が数株咲いていた・・・
葉の上部に粘液が有って虫が捕まってしまうから虫取りの名が付くけど食虫植物じゃないんだそうだ!
同じ耕作放棄地ではチドリソウ(キンポウゲ科・ヒエンソウ:飛燕草)が一株だけ咲いていた・・・どこかの花壇から逃げ出したのかな?
碓氷川の堤防沿いではナガミノヒナゲシが咲いていた・・・特定外来生物には指定されていないけど繁殖力は旺盛だね!
カタバミは黄色い花だけど、これは濃い桃色に緑の筋が入った花のムラサキカタバミ(カタバミ科・北米原産)も広く帰化している・・・
傍の放棄地を一面に覆っていたナヨクサフジ(マメ科)はヨーロッパ原産で飼料や緑肥用で導入されたものが帰化したんだ! なよなよした草藤って見た目通りだ!
特定外来生物は栽培したり運んだり輸入したりするのは禁止されているけれど、他の外来種も野生化しないように管理してもらいたいね・・・
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