碓氷川に向かう途中の人家の垣根でウツギ(アジサイ科ウツギ属)の花が咲いていた・・・
『夏は来ぬ』の歌詞「卯の花の 匂う垣根に 時鳥(ほととぎす) 早も来鳴きて 忍音(しのびね)もらす 夏は来ぬ」を思い出しちゃった・・・古いねぇ(笑)
卯の花は旧暦の卯月(陽暦の4月下旬から6月上旬)に咲くウツギの事。 ホトトギスが早くも来て鳴いていて、忍び音は初めて聞かれるホトトギスの鳴き声なのだそうだ・・・
流石は、古典文学者の佐佐木信綱によって作詞された歌詞で難しい語句がならんでいるのだそうだ・・・ウケウリデス
ウツギの花は5弁だけど、重弁で内側が白・外側が紅紫色を帯びたサラサウツギも良く栽培されていて、これまた碓氷川に近い人家の垣根で咲いていた!
鮎釣りで南甘に向かう途中の南牧村の沢沿いではマルバウツギが満開だった!
マルバウツギの葉は鋸歯が浅く、裏面の葉脈上に星状毛が有るのが特徴だね!
岩上に生えることが多いのがヒメウツギで、葉が細長く先端が尖り、葉裏がほぼ無毛、葉縁に細かい鋸歯があるのが特徴かな・・・
他の科にもウツギの名前が付いているもの(例えばニシキウツギ:スイカズラ科、コゴメウツギ:バラ科など)が多いので紛らわしいよね・・・
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