しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

長崎ちゃんぽん

2013年11月17日 | Weblog

早起きしてブログの更新をしていると空腹になることがある。良い睡眠が摂れた証拠だし、体調も良いのだろう。無性に食べたくなる麺類がある。「長崎ちゃんぽん」である。

長崎市に現存する中華料理店「四海樓」の初代店主陳平順が、当時日本を訪れていた大勢の中国人(当時は清国人)留学生に、安くて栄養価の高い食事を食べさせる為に考案したとされる。

肉、イカ、エビなどの魚介類、ネギなどの野菜、蒲鉾など十数種類の具材をラードで炒め、豚骨と鶏がらでとったスープで味を整える。そこにちゃんぽん用の麺を入れて煮立てる。

先に鍋で具は炒めてから、スープと麺を加えて炒める。長崎ちゃんぽんは太い麺と具材の多さが特徴である。

スープは鳥から取ることが主体であるが、野菜や豚骨も使う。麺は最後に入れ、ほぐすように軽く炒め最後にスープを入れ軽くまぜながらグツグツと少し煮て出来上がりである。

この濃厚なスープの味がなんとも記憶に残る。

新潟駅にほど近い万代町にある「長崎ちゃんぽん」というズバリその銘柄の店がある。40年も営業している専門店だ。時々この味が無性に恋しくなって出かける。

30年以上通ったおかげで顔を覚えてもらっている。店主と婦人の笑顔と「ありがとうございます」の言葉が心地良い。


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