ある音楽家のブログを拝見した。
音楽家になるまでに結構かかっている。
音大の付属高校を経て、音大を卒業する学費が1200万円。スタインウエイの中古ピアノを買うと500万円。そしてピアノのレッスン費用(幼児クラスから中学卒業まで)が350万円。実家を離れて大学に通う費用600万円。さらに海外留学に600万円。ここまでで3250万円。
ここまでかけて音楽家の収入はというと。
オーケストラ楽団の平均年収(2007年)は東京都K楽団 684万円
名古屋PH交響楽団 633万円
大阪PH交響楽団 578万円
偉大な音学家 フランツ・リストはこう言った。
「私を真似てはいけない。私のやり方で私は成功できたが、あなたはきっと失敗するだろう。」
模倣するミュージシアンたちは多い。されど模倣する音学家は少ない。
音大を出る8割の親は裕福だ。音大を出て音学家になった8割は極貧だ。
夢で現実は食べてゆけない。本業を持ち、趣味で続けるなら可能かも。
見極めを間違うと厳しい堅実と挫折があるのかも。
小生の周辺では今日も格安で演奏に応じるミユージッシアンのリストを求める
コミ協仲間の話があった。