平成23年12月17日の「小学校・中学校」の統廃合に関する会議の議事録が目に留まった。地元の自治・町内会長に加えて、育成協会長、同窓会長、小学校保護者、地域コーディネーターも来賓で呼んでいる。学校統合の問題を考える「地域検討会」組織の立ち上げを提案し、承認を得た記念すべき地域の集会だった。
以降、委員のメンバーは「一任」されて数多くの会合を重ねてきた。
二葉中学、舟栄中学は統合し新潟柳都中学とし、開校した。豊照、湊、入舟、栄の4つの小学校は来年3月閉校して「日和山小学校」として4月出発する。
4つのコミ協から選ばれた地域検討会委員のメンバー35名の会合も回を重ねた。多くは「たより」を通じて地域に会議内容をお知らせしてきた。
ここに来て最終の閉校「お別れ会」を挙行する段階に来ている。
10月の入舟から始まり、11月にはすべての小学校のお別れ会が終了する。来年4月には新しい「地域検討会」がスタートする時期に来ている。
それは、統合後の地域連携のありかた、広域となった通学路、スポ振、公安協、育成協のありかた、4つの学校のコーディネーターの人事、4つの学校のPTA役員からのいる。
互選による、新役員問題、統合校の職員人事、多くの問題が討議の場を待っている。
行政、教育委員会はこの大事な問題について地域に相談してこない。
統合が決まった時点でこの地域検討会は終わったかの様な態度が見える。専門でない、地域は口をはさむ問題ではない。と
言う印象さえ受ける。ここが問題だ。地域は多くの問題がこれから発生するのだ。
閉校後の跡地の問題、従来地域の大切な避難所だった学校の使用について、数多くの地域行事が行われていた学校施設の継続利用。全く協議の俎上に載っていない。
コミ協も声を上げなければならない。新しい体制を整えて。