しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

秋涼の候

2014年10月24日 | Weblog

ふと気がつくと肌寒い日が続く季節となっていた。「秋涼の候」と時候の挨拶文となっている。

いつのまにか部屋から扇風機が消え、ストーブ、エアコンモードも暖房となっていた。

近所の住民も少し変化があった。暑い季節を病院で送っていた高齢者が帰宅した。4か月も治療を受けたら大分体調が良くなったようだ。新しい高齢者療養施設に入ることも決まったようだ。

おめでたいと思う。一人暮らしの高齢者が又一人、当町内からいなくなる。今年2件目の出来事だった。民生委員と良く話をする。候補があと数名居る。施設を打診中とのこと。

75歳以上の後期高齢者が数十名居る。90代も数名。100歳が珍しくない超高齢社会となった。敬老会を敬老の日に行っている。例年行政のトップをお呼びするが、代理が殆どだ。

100歳になった方にお祝いを告げに行政関係者は敬老の日は忙しいとのこと。

あまりに数が多くなった敬老者。地域での敬老行事にかかる負担金も大きくなっている。

祝い金、祝い菓子の負担が出来ない。企画から抜けたいという意向を示す自治会すら現れた。

医療費の高騰、年金の先細り、介護保険の改定、介護施設の職員不足。

多くが超高齢者社会に沿った話題だ。地域を走り回る介護施設の送迎車、救急車のサイレン。地域は高齢者との接点が益々増えてきている感がある。少子高齢化。少子の点では学校統合。

地域の地殻変動に地域の組織が対応できていない。老害の進行、新しい事態に対応できない旧態然の組織。おおきな抵抗は高齢者から。若い人は地域に関心が薄い。

秋涼の季節。「肌寒い気候と似たり、地域の現状。」  あ お粗末でしたあ。


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