日本を縦断した台風19号。上陸してからスピードを上げて太平洋に抜けていった。大型台風ということで警戒も大きなものがあった。
新潟地方を通過する夜中にかけて、市内の小中学校のほぼ全ての学校に避難待機命令が出た。
学校長と教頭は夜のさなか学校に呼び戻されて一夜を学校で過ごした由。体育館、教室を赤々と電気を灯し、一晩過ごした。
いつ待機から避難指示に変わるかわからないから。ということだった。
地域のコミ協役員にも一報が入った。小生の家には夜10時30分に電話が来た。校長からだ。避難所を開設しました。
避難指示がでたらよろしくということだった。
ご~と風の吹く中、出かけたらかえって危険だった。
翌朝学校に出向くと校長の笑顔が出迎えた。一人も来ませんでした。だった。
柳都中学に1名来たが、他の小学校は誰も避難者は現れなかった由。よかった。とは言え、こんな風の強い時間帯に避難所開設の連絡が来ても困る。
お役所判断の遅れ、ことなかれ主義でとにかく、対応はしましたとの実績つくりの事件と相成りました。
校長の眠そうな顔が印象的でした。