NHK特集は大変興味深い特集を組んでくれる。
昨日のテオテイワカン特集は大変興味深かった。
アステイカやトウーラ以前にメキシコ中央高原で栄えた都の遺跡を紹介していた。文字を持たない古代人の遺跡である。3つのピラミッドの中間地の平地に空洞を見つけ降りてみると150メートも続く通路があった。地下15メートルの位置である。
中央のピラミッドの真下の位置で驚くべき数々の遺跡群が発掘された。工芸品、壺、木片、墳墓らしきもの。1800年以上前の遺跡らしい。木片鑑定で詳しい年代がわかるだろう。放射線炭素年代測定の結果が待たれる。ピラミッドは何層にも積み重ねられていた。
時代を追って大きくなっていったようだ。従来言われていた権力者が墓として建設したという認識が覆りそうだ。「暦」として建設。
自然の摂理を知るありがたさに住民が集まる。都市が繁栄してゆく、住民が増える➡ピラミッドが大きくなる。
権力者でなく、太陽と季節を関係を教える暦の活用と農耕指導をつかさどる学者の集団の下に住民は集まって来た。
歴史認識が変わりそうだ。これからも続編が放送されることに期待したい。大変興味深く見ることができた。