結束バンドに固定され、正座させられ、大型カッターナイフで刺されて絶命。イスラム国(is)の話では無い。
日本での話。18歳と17歳のグループが中学1年生をリンチ、殺害した話だ。
なんと恐ろしい事件だろうか。前途ある少年の無念の気持ちが伝わって来る。
数年前長岡市にある少年鑑別所を視察したことがあった。ここの所長の講演を聞いた。
ここに収容されている少年たちの80%以上は原因が家庭環境にある。両親の責任が大半である。と結論づけた話をされた。
今回の事件もそうだろうか。
加害少年の性格ばかり取材されているが、今一度家庭環境の取材。根本原因を明らかにしないと凄惨な事件はまた繰り返されるだろう。貧困の連鎖、家庭環境の連鎖、犯罪の連鎖、はどこかで原因を正して、救済の術が必要だ。
寝覚めの悪い事件が続く。新年度は良いニュースを聞きたいものだ。