142年の伝統校である「市立豊照小学校」の最後の卒業式が行われた。
同日、市内の下町地区にある他の3校も同日、卒業式があった。
わずか9名の卒業生だった。全校でも51名である。来賓だけでも31名。教職員20名、父兄30名と全体でも130人程度の卒業式、閉校行事となった。26日に離任式があって、この校舎に生徒が来ることもなくなる。
最後の校歌を歌った。大岩校長よりはなむけの言葉があった。
「春の心」「夏の心」「秋の心」「冬の心」それぞれの心をもって新しいステップに踏み出していただきたい。
それは別れではない。美しい桜が咲くように
美しく君達が輝きながら大空へと飛び立つ瞬間
さあ、旅立ちの時
母校で培った知恵と豊かな心、逞しい体で未来へと
大きく羽ばたけ
大地を力強く踏みしめ、それぞれの人生へ
己が信じた道へ、溢れんばかりの可能性を信じて
豊かな心で未来を照らせ!