国語屋稼業の戯言

国語の記事、多数あり。国語屋を営むこと三〇余年。趣味記事(手品)多し。

ポケットリングと私

2020-05-10 17:00:00 | マジック

※掲載した動画だけでも見てください。ポケットリングはいろいろと手順があるな、不思議だな、楽しそうだなと思っていただければ幸いです。

●ポケットリングとは?

 小さい(10㎝程度)のリングがつながったり、外れたりするマジック。リンキングリングの一分野でチャイナリング、マジックリング、Ninja ringなどという製品名で販売されている。

●首都圏時代前期の私

 ポケットリングと出会ったころである。ちなみに購入当初は投げ捨てた(比喩表現)。できるわけがないと思ってしまった。というか、違うものを購入したのではないかと思ったくらいである。

ちなみにテンヨーのチャイナリングの公式動画が下↓のもの。

テンヨー チャイナリング/Tenyo CHINESE LINKING RINGS T-70

上↑のマジックだが、マジックのディーラーさんがいるところなら、まず、演じているはず(演じ方はいろいろだけれど)。不思議なうえにコンパクトで立って演じられて角度に強くて音が鳴るなど、お客さんをあつめるのに最適なためと思われる。というかそうだと思う。

●首都圏時代中期の私

 テンヨーのディーラーだった黒田さんとトリックスのディーラーだった南部信昭さんから基本を習った時期。無料で習うわけにはいかないので、テンヨーでチャイナリングを、トリックスでマジックリングをそれぞれ購入し、教わった。叩いて入れるを習得する。

●首都圏時代後期の私

 すこし大きめのリングでトリックスのプロフェッショナル輪具を入手する。手の大きさと相性がいいせいか、ポケットリングから離れる。下のお写真で大きい方がプロフェッショナル輪具。トランプは大きさの参考においてある。

 が、ポケットリングの「手順」というものに関心を持ち始める。主に紀良京佑氏のキラスタイル柳田昌宏氏のニンジャリングルーティーンの影響を受ける。前半は紀良氏で、後半は柳田氏の手順。要は二回、リンキングリングを見せるという手順になる。

ニンジャリングコレクション

紀良京佑氏の動画は公式のがないので載せられなくて残念。本人の演技は美しいものである。

どなたが言ったか忘れたが、「動の柳田、静の紀良」という表現をされていた。そして、それは正しいと思う。

なお、いつものように私ができない技法は飛ばして行っている(ヘタレな私)。だから、先ほどの動画のように私はできない。

 

●西日本の私

 西日本に来てからしばらくは首都圏時代から進歩せず。それだけ紀良氏と柳田氏の影響は大きかったということか。

病気を患い、隠居した私はマジックを趣味とする友人に月に一回程度の割合で会うようになったんだが、そこでリンキングリングを教えることになった。

そのためにレジュメを作った(マメですね)。その際に参考にしたのが「マジシャンの先生」と呼ばれるダロー氏のDVDであった。

こここで技法について基礎的な技法を学びなおしたり、未習得の技法を補充したりした。

チャイナリング ダロー(Daryl)

上↑の動画の吹き替えの声が優しくて素敵だと思う。むろん、本人の声も理知的で素敵なんだが。

●現在の私

今まで使用してこなかったポケットリングに関心を示す。

やはり持ち運びに便利なのが、魅力的である。ポケットリングだと上着のポケットなどに入る(何せ通称がポケットリングだしね)し、ベルトにぶら下げるための道具もある。どうしてもプロフェッショナル輪具だとカバンなどを持ち運ばなくてはいけないので、大げさになる。バーベキューや新年会などでカバンを持っていると、マジックをやる気満々であることがばれてしまう。ここは「何か見せてくださいよ」などと言われて、おもむろにポケットリングを取り出したいところだ。もっともポケットからリングが出てくるあたり、やる気満々であることはばれてしまうが。

しかし、その機動性の高さに惚れたのである。

あと、細かいことを言うと、プロフェッショナル輪具だと金属の部分の細さが気になっていたのである。ポケットリングと太さは変わらない。大きさの割に細いなあと個人的に思っていたのである。

そのために参考にしようとしているのが、まずは下のKURODA氏の「ギリギリing」(モテまじっく倶楽部)で下↓の動画。

ギリギリing

ちなみにガラスのコップに貫通させるは演じていた時期もあったが、一回、グラスを粉々に砕いたことがあったので止めた。レストランでやらかしたのだが、ちょっとした阿鼻叫喚の地獄であった。ガラスの破片が机に散乱するわ、料理に降りかかるわ、人にガラスの破片は当たるわで。

けど、ガラスのコップに貫通させるやつも復活させるやも。

それとパノラマジックの藤巻氏の演技も参考にしたい。

パフォーマンス

まあ、どちらも超絶技法からは逃げ出すだろうけどな(ヘタレな私ですし)。

あ。そうそうタナカリングというものもあった。

タナカリング

新しく購入したもの、前から持っていたもの、真面目に見なかったもの。

これらを活用してポケットリングという事実上、新しい分野を楽しみたいものだ。

気力があればだけれど(最近、病のせいか気力と体力がない)。

ま、中長期的に取り組んでいきたいね。趣味とはそうあるべきだからね。

 

 

 

コメント (2)
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