●すごく忙しいんだが、趣味に関心を持てないといけないって注意された(挨拶)
●で、だ。今回は名作、実践的かつ実戦的な作品を紹介できるのが嬉しい。
【シーウォーク・シャッフル】
今西章氏の作品。mMLだから、解説も安心。
DVDの作りも丁寧、DVDを見たあとで小冊子を片手に復習すると定着する。
見せれば見せるほど、演出や台詞がよくなるタイプのマジックだと思うので、見せまくると楽しいはず。
地味な現象から始まり、二つのクライマックスが起こる。ラストはかっこよく見せられる。
エンドクリーンというのは「手渡せる」というのが重要ではなく、仮に観客が触ってもかまわないようなディスプレイができるというのが、いいんだよね。
この作品で感心したのは、ポケットの使い方である。詳しくは書けないが、頭いいなと思った。
一瞬、3カードモンテマニアのおいらでもびっくりしたシーンもあった。
なお、商品紹介には「フォーカードモンテ」と書かれているが、一枚減らして行う場面もあるから、3カードモンテとして紹介してもいいと思うんだ。
【バラバラカード】
藤原 邦恭氏の作品。どこで見せても安心の作品。老若男女を問わないんじゃないかな。
茎のカードが一輪のバラになるなんてお洒落。
バラバラのバラのカードがつながったり、色がなくなったりする。
色がなくなったあとで緑と赤のシルクを出すと後の手品につなげやすくなるやも。
ちなみに私はつながる前の封筒のあらためを軽くしているよ。
問題は3カードモンテかということだが、まぁ、3枚だし、演じやすいし、紹介したかったもんで。モンテ。
何なら「当たりのカードが一枚あるのわかりますか、花があるカードです」などと言いながらやれば、モンテ扱いしてもいいと思うんだ。
・・・・・・・・12月17日追加・・・・・
【Scarlet Monte】
Malcolm Nortonの作品。
4枚から一枚減らしてからの3カードモンテ。
手つきがかっこいい。
演じて観客の反応はいいはず。
ラストは好みの問題なんだけど、好みでないかな。ギミックが好みでないというか。
ゆるいメソッド派なのかもしれない。違うかもしれない。
・・・・・・・12月22日追記・・・・・・・
【Where is it?】
Fantasio製。
偏見だけど、Fantasioってステージのイメージがあるんだけど、3カードモンテもステージぽかった。
タネを知っていると怖くてできないかもしれないけど、堂々としていれば大丈夫。
エンドクリーンですし。
応用がききそうですし。
マネーカードが観客の引いたカードになるみたいな演出もできそう。
・・・・・・・12月27日追記・・・・・・・・・
【
ハッスル】
Juan Marcos作。7カードモンテだけど、カードの配置が3+1+3なんですよ。
3の部分が3カードモンテの仲間と言えなくもないのではあるまいか。
配置とか、改めとか、考え方とか素敵。