2003年オーストラリアの旅より
↑夕暮れと↓朝焼け
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「登山禁止」「この登山危険です、何人も墜落死した人がいます」と、2003年にも看板はあったが↓
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2019年10月に「先住民の聖地である」という理由で全面登攀禁止になってしまうとは、当時予想していなかった。
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宗教上の理由よりも、その日暑くなりすぎて登攀禁止になるのが心配だった。
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だから、真夏の二月には、夜明け前にはホテルを出る。
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↑登攀口はここ一か所※この写真は前日の夕方撮影↑
高さ340mもの砂岩の一枚岩。周囲9.4㎞のいびつな楕円。
容易に想像できるが、最初の縁をのぼりきるまでがいちばんキツイ。
登攀口から見える「チキンロック(弱虫岩)」と通称されるあたりまでは鎖がついていない登り。
ここまでで自分の体力を悟って引き返すひとも多いのだそうな。
そこからさらに急な登りとなり鎖が張られている。
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↑ようやくそのポイントを超えて、ほっとしております(^^)
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ある程度のぼってしまえばあとは平たい道だから、と言われていたがそこそこのアップダウンが続く↑うねる岩のむこうに小さく人が写っているのに注意↑登山路といっても柵などない。ふらついて倒れれば頭を打って急な岩を転がり落ちることになりかねない。救護施設や避難小屋なども一切ない。ぱっと見よりも危険な登山だということがわかった。
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眺望はすばらしい。ウルルが奇跡のように草原に残された岩だ体感する。
地表に出ている部分は全体の一割にすぎないという説もあり、どのぐらいの大きさか分かっていない。
30㎞ほど離れたカタ・ジュタ(=マウント・オルガ)↓が見えた。
ウルルはあそこと地下でつながっている岩だという話もあった。
いったいどうなっているのかしらん?
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岩の表面ははげしい寒暖の差のせいか荒れている。
今日の我々、午前八時台から二時間の登山タイムをとっているが、すでにぐんぐん気温があがって暑い!
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頂上はいずこ?
円筒形のドラム缶みたいなモニュメントが置かれているだけなのだが、そこまでたどり着けるか…
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小松は登山希望の方々全員を送り出して最後に出発したので時間が足りず、頂上モニュメントが遠望できる場所まで来て引き返した。無理せず引き返す勇気は大事。もうすぐそこまで来ていたので逆にそれほど残念でもない(^^)。
午前10時少し前、グループメンバーの最後として登山口に最後にもどってくると、暑くなりすぎて登攀は禁止となっていた。
観光シーズンの夏でも、登攀OKになる可能性は半分ぐらいだったそうだ。
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国立公園指定地域のゲートを出る。日付と名前の書かれた「エアーズロック・達成証明書」↓が配られた↓
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**
今はこの中にはホテルなどないが、1950年代にはウルルの北側すぐのところに飛行場が建設され、絶景の場所にホテルがあった。
1985年に先住民に「返還」され、国立公園エリアからキャンプ施設やホテルが一掃。
宿泊できる場所は1992年にユララ・リゾート一か所に集められている。
追記
このエリアはハエがとても多い。
白人たちの農場のハエがひろがったのだときいた。
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ツバの部分からハエよけがぶらさがったカウボーイハットが有名だが、こんな「顔ネット」も売っている↑
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「使わないときはこんなふうに帽子に巻けばおしゃれです」とガイドさんが見本をみせてくれた(^^)
追記2
夜、「スタートーク」という星空ツアーがあった。
世界中で見てきた夜空だが、あれほど「饒舌」を感じた時はなかった。
「うるさい」ほどの星のまたたきだった。
↑夕暮れと↓朝焼け
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「登山禁止」「この登山危険です、何人も墜落死した人がいます」と、2003年にも看板はあったが↓
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2019年10月に「先住民の聖地である」という理由で全面登攀禁止になってしまうとは、当時予想していなかった。
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宗教上の理由よりも、その日暑くなりすぎて登攀禁止になるのが心配だった。
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だから、真夏の二月には、夜明け前にはホテルを出る。
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↑登攀口はここ一か所※この写真は前日の夕方撮影↑
高さ340mもの砂岩の一枚岩。周囲9.4㎞のいびつな楕円。
容易に想像できるが、最初の縁をのぼりきるまでがいちばんキツイ。
登攀口から見える「チキンロック(弱虫岩)」と通称されるあたりまでは鎖がついていない登り。
ここまでで自分の体力を悟って引き返すひとも多いのだそうな。
そこからさらに急な登りとなり鎖が張られている。
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↑ようやくそのポイントを超えて、ほっとしております(^^)
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ある程度のぼってしまえばあとは平たい道だから、と言われていたがそこそこのアップダウンが続く↑うねる岩のむこうに小さく人が写っているのに注意↑登山路といっても柵などない。ふらついて倒れれば頭を打って急な岩を転がり落ちることになりかねない。救護施設や避難小屋なども一切ない。ぱっと見よりも危険な登山だということがわかった。
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眺望はすばらしい。ウルルが奇跡のように草原に残された岩だ体感する。
地表に出ている部分は全体の一割にすぎないという説もあり、どのぐらいの大きさか分かっていない。
30㎞ほど離れたカタ・ジュタ(=マウント・オルガ)↓が見えた。
ウルルはあそこと地下でつながっている岩だという話もあった。
いったいどうなっているのかしらん?
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岩の表面ははげしい寒暖の差のせいか荒れている。
今日の我々、午前八時台から二時間の登山タイムをとっているが、すでにぐんぐん気温があがって暑い!
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頂上はいずこ?
円筒形のドラム缶みたいなモニュメントが置かれているだけなのだが、そこまでたどり着けるか…
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小松は登山希望の方々全員を送り出して最後に出発したので時間が足りず、頂上モニュメントが遠望できる場所まで来て引き返した。無理せず引き返す勇気は大事。もうすぐそこまで来ていたので逆にそれほど残念でもない(^^)。
午前10時少し前、グループメンバーの最後として登山口に最後にもどってくると、暑くなりすぎて登攀は禁止となっていた。
観光シーズンの夏でも、登攀OKになる可能性は半分ぐらいだったそうだ。
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国立公園指定地域のゲートを出る。日付と名前の書かれた「エアーズロック・達成証明書」↓が配られた↓
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**
今はこの中にはホテルなどないが、1950年代にはウルルの北側すぐのところに飛行場が建設され、絶景の場所にホテルがあった。
1985年に先住民に「返還」され、国立公園エリアからキャンプ施設やホテルが一掃。
宿泊できる場所は1992年にユララ・リゾート一か所に集められている。
追記
このエリアはハエがとても多い。
白人たちの農場のハエがひろがったのだときいた。
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ツバの部分からハエよけがぶらさがったカウボーイハットが有名だが、こんな「顔ネット」も売っている↑
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「使わないときはこんなふうに帽子に巻けばおしゃれです」とガイドさんが見本をみせてくれた(^^)
追記2
夜、「スタートーク」という星空ツアーがあった。
世界中で見てきた夜空だが、あれほど「饒舌」を感じた時はなかった。
「うるさい」ほどの星のまたたきだった。