旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

ロサンゼルス弾丸視察1日目

2016-02-25 21:48:35 | アメリカ西部

六月の《手造の旅》でドライバーガイドを務めてくださるSさんにお会いしに二泊四日でやってきたLA。人を介して連絡をいただき、メールと電話で充分信頼できる方だと思ってはいたが、やはりお会いして安心しておきたかった。メールや電話も実際に会う事にくらべると十分の一の情報量もないのだから。

✈二回目の機内食のつけ麺✈成田空港からロサンゼルスまではほんの十時間。到着一時間ほど前からカリフォルニアの海岸線が見えてきた。この島は?あとから調べて分かったのだが、LAからいちばん近い国立公園にあるサンタ・クルス島 海岸沿いをサンフランシスコへ向かう途中にあるのだから、寄る事ができるか?と、ちょっとリサーチしてみたが、んんん、あまり使えそうにありません。

✈✈ロサンゼルスのダウンタウンが見えてきた↓

入国には一時間以上も待たされた。今回は乗継がないからよいが、これはいつも心配のタネであります。

Sさんにお迎えいただき、まずは6月の《手造の旅》で使う予定の車をみせていただく。 車高が高く窓が大きいので景色がみやすくてよいですね

空港から海を左に見て北上、まずマリナ・デル・レイ、そしてこのベニスビーチへ。今朝、雪の東京を出てきた身にはあまりに暖かいカリフォルニアの海岸だ。波は高くサーファーがいっぱいでている。映画の様にバスケットボールをしている黒人がいる。旗が二本、アメリカとカリフォルニアの州の旗で↓

 ちかくのビルの壁一面に、フィレンツェにある「あの」絵のパロディが⇒

**今回小松がどうしても行っておきたいと思っていたのが、ゲティ・センターという美術館。石油で財をなした世界一の金持ちとまで言われた人物のコレクションを公開したもの。ウエスト・ウッド地区の丘の上に建っている。駐車場からこの無料トラムにのってアクセスする 到着して、その明るいひらけた庭園とたてものにびっくり↓

受付エリアにはいると、この空間⇒ え?ベルニーニの彫刻があるなんて、知らなかった⇒これは、あとから調べて見なくちゃ⇒こちらに少し書きました

ゲティ美術館は十年以上前に二度ほど訪れていた。ヨーロッパや日本にはない素晴らしい空間なので、六月の《手造の旅》に入れようと思っているのだが・・・あまりに相手が大きすぎて、方法がおもい浮かばない。

18世紀ヴィーンで活躍したメッサーシュミットのこのシリーズまでもっているなんて⇒※これはお土産屋さんのレプリカ

六月の旅でどのようにするか、ちと、考えます。

***

遅めのお昼にIN-and-OUTのハンバーガー⇒日本には進出しないここのバーガーは、食べる価値がかる。

 

 

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出雲空港から足立美術館へ

2016-02-16 11:41:38 | 国内

雪も小止み。09:40無事着陸した出雲空港 10:00発のバスで松江駅まで二十分強。途中、宍道湖の湖畔道路と嫁島横を通る 下車して、なんとか10:28発の列車に間に合う。松江駅で改札をSUICAで通ろうとするが・・・それらしき機械がまったく見当たらない。???という顔をしていたら、「出雲市行きへお乗りになりますか?こちらを下車する駅で渡して現金精算してください」と、駅員さん。

電車に乗ってみてみると、「乗車駅証明」であります。へぇ、こんなのがあるんですね⇒ 山陰本線を米子方面へ安来まで駅四つ。 空いた電車で、年配の欧米人夫婦がポルトガル語で何か話している。 安来の駅から足立美術館までは、無料のシャトルバスが運行されている。ちょうど11時に乗車 電車で走ってきた道を今度は車で西に向かい、荒島駅あたりから今度は山へ向かった。とたんに吹雪のような天候足立美術館には1986年か87年に国内添乗で訪れて以来となる。そうか、こんな場所にあったんだ。創立者の足立全康が生まれた村になるという。 あれだけの日本庭園が実現できたのは、この立地だからこそだろう。

出雲空港に到着して、約一時間四十分かかって到着。

入口は、二十数年前とは全く変わっているような・・・だが、入場してすぐ奥に、記憶していた「あの」庭園の風景が見えてきた。

それは、美化されていた記憶さえまったく裏切ることなく、いや、今朝の雪は、予想していた景色をはるかにしのぐ舞台装置となって、見えてきた。

・・・これ以上の再会の舞台はない。

昔、美術館ができる以前、足立全康氏の庭園だった時代からある離れや茶室へ続いている⇒寒くはあるが、今日のこの景色が見られるのはこの天気のおかげ。次にやってくる機会が何度あったとしても、二度とこんな時間はないかもしれぬ。 

一時間ほどの時間、飽きずに庭園を楽しんでいる間に、バスは何台もやってきて、にぎやかな一団がなんども通り過ぎていった。

過ぎた後、雪はもういちどしんしんと降りなおし、庭園は再び穏やかな表情をみせてくれる。 

この美術館の目玉となる横山大観コレクションの部屋にいたる前に、もう十分に満足した。

やっと「大観コレクション」にもたどり着き、ひと通り見たのだが・・・なんだかカタログの再確認をしている気持ちになっていた。

一日経ってから自分の中にくっきり残っているのは、雪の庭園である。

・・・続く

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空から見る日本~天橋立、久美浜

2016-02-16 07:03:29 | 飛行機

「出雲空港悪天候の場合、伊丹に着陸することもあります」という条件付きフライト。

地上は見えないと思っていたが、切れ間に湾が見えた。これは、どこだろう?海岸線と地図を見比べていると、どうやら若狭湾あたりのようだった⇒「天橋立」は、高校二年の夏、大阪から寝袋もっての自転車旅で訪れたのを思い出す。よもや、あの景色が空から見てどこだかわかりはしないだろうと思っていたら・・・あ!あれって

まちがいない。あの細く伸びた半島は「天橋立」に違いない。新雪が陽を浴びて、きっときれいだろうなぁ。でも、朝の七時半過ぎでは、見ている人もそう多くはないか。

その後も、雲の切れ間に見え隠れする海岸線を、おでこを窓にくっつけて追う。と、特徴的な内海が見えてきた↴

調べてみると、久美浜だ。懐かしい、中学の臨海学校で行ったっけ。当時、原子力発電所をつくるとか言っていたが、後日計画は中止されたそうだ。

画面右手に流れている川沿いには、あの城崎温泉もある

松江が近づく。窓の外は雪が風に流れてゆく。日本海側の冬を感じさせる地上が見えてきて無事出雲空港に着陸することができた。

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空から見る日本~河口湖、琵琶湖

2016-02-05 16:40:55 | 飛行機

「当機の左手すぐ下になりますが、富士山がご覧いただけます」と機内アナウンスがあったが、右手の窓側に座っていた。 

富士山ではなかったが、じゅうぶん美しい河口湖である

地図と比べてみる。河口湖大橋がよく識別できる

★日本アルプス↴

手前から赤石山脈、木曽山脈、飛騨山脈が連なっているのが視覚的にわかる。中学地理の教科書とおり。

○琵琶湖↴

琵琶湖大橋がよくわかる 北西岸のあたりは「琵琶湖バレイ」スキー場か。大学に入る前の年、夏のオールナイト音楽祭で行ったっけ。

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バワのパラダイス・カフェ

2016-02-02 13:18:48 | スリランカ

コロンボの高層ビルに囲まれて、バワのカフェはオアシスのような場所だった。元はバワの事務所だったという場所である。

喧騒の道路から、このアーチをはいるとちょっとした中庭がありひらけた空間は、 カンダラマのヘリタンスやゴールのライトハウス・ホテルで見た空間を思い出させた。↑※冒頭の写真がそれ。

ここを過ぎるとバーカウンターと絵やオブジェが飾られたスペース。一角にはバワの胸像もある

すぐにダイニングがつづいている

この中庭にある木は、もとからあったものをそのまま利用している。ヘリタンスでもライトハウスといったホテルでも、もとあった岩をそのまま生かしているが、ここでそれは樹木になっているのか。

けっして広いとは言えない空間。細長い敷地を上手に活用している

ここはしかし、現在運営しているパラダイス・カフェがバワの手法をうまく利用できているのをほめるべきだろう。つまり、レストランで使われているデザインは見事にこのスペースに合っている⇒お土産屋さんの袋もこんな⇒ なにより★提供される料理がすばらしい。①スイート・パンプキンスープ ②ジンジャー・チキン、レモングラスとほうれん草、マッシュポテト ③SEER(「シーア」と発音するサワラの一種?)のグリル、ココナッツ・リゾット添え、アップルソースのラタトゥイユも⇒ ③ほうれん草のクレープにマッシュルーム・クリームを詰めたもの↴

デザートはレモンメレンゲ・パイ⇒ またはモカ・ポット⇒

どれもとても洗練されていて、それでいてスリランカを感じさせてくれる。このパラダイスカフェが流行っているのは、けっしてバワ建築のおかげだけではないのがよくわかった。

ちゃんとお土産屋さんもあります⇒

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