南十字星は真ん中から少し左のほうに見える↓
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足下に控えめなテカポの町の灯。
夜空に四つ結んで十字型になる星はたくさんある。
だから、本物の南十字星を見つけるための目印がある。
それが少し右にある二つの明るい星=ケンタウロス座のαアルファ星とβベータ星
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↑天文ガイドさんのレーザーポインター指す場所から左に二つの星がそれ↑
午前一時。下界は真っ暗。湖面にはひとかけらの光もない。
**
Mt.Johnは夜行くだけではもったいない。
昼間に訪れたMt.Johnからのパノラマ風景がこちら↓
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テカポのある標高700mのマッケンジー高地からさらに300m上、標高1000m。
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↑テカポの町↑川の向こう側が昔からの人たちが住む住宅地。
↑川のこちら側にリゾートホテルが立ち並ぶ、
住人たちの性格も軽井沢新旧のように違うのだそうだ。
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Mt.John山頂へ上る車はゲートウェイで$8払う
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「上のカフェは今閉まってます」と係員さん。
前二台の車はそれで引き返したのかしらん?今日のこのお天気なら景色を味わうで十分価値があるのに。
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草の丘をカーブしながら登ってゆく↑天体観測のドームがぽこぽこ見える↑
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駐車場からもう少し上ると
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クライストチャーチのカンタベリー大学が管理している場所だとわかる。
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頂上まであがるとテカポ湖が奥まで見えた。
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山の裏側にテカポの町からは見えないアレキサンドリーナ湖↑(左)がある
二つの湖は隣り合わせていても成り立ちは違う↑色からもそれがわかる
●テカポ湖は氷河から流れ出た、氷河が削った石の粉を含んだまま溜まっているので青色を反射する。
●アレキサンドリーナ湖は、氷河の水が一度地中に染み込み、石の粉をろ過して湧き出しているので青くない。
●テカポ湖は最大水深120mもある典型的な氷河湖(氷河が削った跡に水が溜まっている)川が流れ込んでいる。
●アレキサンドリーナ湖は最大水深27m。湧き水溜まり。
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閉まっているカフェはこれか
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二時間前に我々が超えてきた山の向こうから雲が頭だけ見せている↑
***
ホテルへ戻りしばらく休憩。
18時に日本食屋「こはん」でサーモン丼。
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NZにきてまで日本食?※事情をこちらに書きました
****
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00:20 「ダーク・スカイ・プロジェクト」集合
カフェは閉まっているがお土産品は売っている。
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↑無料貸し出しの赤い防寒具が用意されている。
じゅぶん暖かくしてきたつもりだが着た。
一時間後には「着ていてよかった」と思った。
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二十数人でバスに乗り込む。
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このバスは全員日本語ツアー。
ダーク・スカイ・プロジェクトは2004年にヒデ・オザワという日本人がはじめたものが広がっていった。
※こちらHPにそのストーリーが書かれています
「星空を眺めるだけならテカポ湖畔のホテルからでも同じでしょ?」という意見もあるが、専門家ガイドさんのお話と高性能の天体望遠鏡でこそ見ることのできる宇宙はツアーならでは。
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真っ暗の道に動物が動いた↑
「羊の赤ちゃんね。生まれて二時間ね」とドライバーさん
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Mt.John山頂に到着して観測ドーム前まで百メートルほど歩く。
ツアー参加時に配られたタグを押すと赤いライトが足元を照らす。
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暗闇を邪魔しない光なのだそうだ。
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↑トイレもちゃんとあります
ドームの前で、冒頭の南十字星の探し方からお話がはじまる。
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↑オリオン座は北半球とは逆さに見える↑※ホテル前から夜景アプリで撮影
↑オリオンの頭が逆さになり↑伸ばした腕の先にプレアデス星団が見える↑いちばん左に光っている小さな星の固まりがそれ。
プレアデス星団の和名が「すばる」である。
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↑約百倍の望遠鏡で星団「すばる」が、スバル自動車のロゴのかたちと同じに並んでいるのがわかった。
※スバル自動車がなぜこの星を社章にしたのか、滋賀スバル堅田店のブログに書かれております
天体望遠鏡は二つ用意され、二つのグループにわけて効率よく見せてくれた。
オリオン座からは腰から下げたナイフにみえるM42星雲。
奥行深く輝く様が、草間彌生のインスタレーション作品「infinity」を思い出させる。
土星の環もくっきりみえた。
木星と四つの衛星はしょっちゅう順番が入れ替わるが、その場でアプリを起動して名前を教えてくれた。
たくさんお話をきいたが真っ暗でメモもできなくてざんねん。
●マゼラン星雲
世界一周航海で知られるマゼランが、夜空の「動かない雲」と呼んでいたのが名前の由来。
日本からは見られない。
●「宇宙人はいるだろう」
だが、宇宙が広すぎて出会うことはむずかしい。
今夜は風もなく、空気は冷たいが防寒具のおかげで快適である。
一時間以上夜空を見上げていたがまったく飽きなかった。
*****
午前二時半、Mt.Johnを降りて湖畔のダーク・スカイ・プロジェクト、
ホテルにもどって就寝。
明日も晴れそう。
もう一泊ここに泊まる。
10時のMt.Cookマウンテンフライトを予定している。
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足下に控えめなテカポの町の灯。
夜空に四つ結んで十字型になる星はたくさんある。
だから、本物の南十字星を見つけるための目印がある。
それが少し右にある二つの明るい星=ケンタウロス座のαアルファ星とβベータ星
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↑天文ガイドさんのレーザーポインター指す場所から左に二つの星がそれ↑
午前一時。下界は真っ暗。湖面にはひとかけらの光もない。
**
Mt.Johnは夜行くだけではもったいない。
昼間に訪れたMt.Johnからのパノラマ風景がこちら↓
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テカポのある標高700mのマッケンジー高地からさらに300m上、標高1000m。
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↑テカポの町↑川の向こう側が昔からの人たちが住む住宅地。
↑川のこちら側にリゾートホテルが立ち並ぶ、
住人たちの性格も軽井沢新旧のように違うのだそうだ。
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Mt.John山頂へ上る車はゲートウェイで$8払う
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「上のカフェは今閉まってます」と係員さん。
前二台の車はそれで引き返したのかしらん?今日のこのお天気なら景色を味わうで十分価値があるのに。
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草の丘をカーブしながら登ってゆく↑天体観測のドームがぽこぽこ見える↑
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駐車場からもう少し上ると
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クライストチャーチのカンタベリー大学が管理している場所だとわかる。
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頂上まであがるとテカポ湖が奥まで見えた。
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山の裏側にテカポの町からは見えないアレキサンドリーナ湖↑(左)がある
二つの湖は隣り合わせていても成り立ちは違う↑色からもそれがわかる
●テカポ湖は氷河から流れ出た、氷河が削った石の粉を含んだまま溜まっているので青色を反射する。
●アレキサンドリーナ湖は、氷河の水が一度地中に染み込み、石の粉をろ過して湧き出しているので青くない。
●テカポ湖は最大水深120mもある典型的な氷河湖(氷河が削った跡に水が溜まっている)川が流れ込んでいる。
●アレキサンドリーナ湖は最大水深27m。湧き水溜まり。
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閉まっているカフェはこれか
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二時間前に我々が超えてきた山の向こうから雲が頭だけ見せている↑
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ホテルへ戻りしばらく休憩。
18時に日本食屋「こはん」でサーモン丼。
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NZにきてまで日本食?※事情をこちらに書きました
****
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↑無料貸し出しの赤い防寒具が用意されている。
じゅぶん暖かくしてきたつもりだが着た。
一時間後には「着ていてよかった」と思った。
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二十数人でバスに乗り込む。
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このバスは全員日本語ツアー。
ダーク・スカイ・プロジェクトは2004年にヒデ・オザワという日本人がはじめたものが広がっていった。
※こちらHPにそのストーリーが書かれています
「星空を眺めるだけならテカポ湖畔のホテルからでも同じでしょ?」という意見もあるが、専門家ガイドさんのお話と高性能の天体望遠鏡でこそ見ることのできる宇宙はツアーならでは。
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Mt.John山頂に到着して観測ドーム前まで百メートルほど歩く。
ツアー参加時に配られたタグを押すと赤いライトが足元を照らす。
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暗闇を邪魔しない光なのだそうだ。
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↑トイレもちゃんとあります
ドームの前で、冒頭の南十字星の探し方からお話がはじまる。
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↑オリオン座は北半球とは逆さに見える↑※ホテル前から夜景アプリで撮影
↑オリオンの頭が逆さになり↑伸ばした腕の先にプレアデス星団が見える↑いちばん左に光っている小さな星の固まりがそれ。
プレアデス星団の和名が「すばる」である。
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↑約百倍の望遠鏡で星団「すばる」が、スバル自動車のロゴのかたちと同じに並んでいるのがわかった。
※スバル自動車がなぜこの星を社章にしたのか、滋賀スバル堅田店のブログに書かれております
天体望遠鏡は二つ用意され、二つのグループにわけて効率よく見せてくれた。
オリオン座からは腰から下げたナイフにみえるM42星雲。
奥行深く輝く様が、草間彌生のインスタレーション作品「infinity」を思い出させる。
土星の環もくっきりみえた。
木星と四つの衛星はしょっちゅう順番が入れ替わるが、その場でアプリを起動して名前を教えてくれた。
たくさんお話をきいたが真っ暗でメモもできなくてざんねん。
●マゼラン星雲
世界一周航海で知られるマゼランが、夜空の「動かない雲」と呼んでいたのが名前の由来。
日本からは見られない。
●「宇宙人はいるだろう」
だが、宇宙が広すぎて出会うことはむずかしい。
今夜は風もなく、空気は冷たいが防寒具のおかげで快適である。
一時間以上夜空を見上げていたがまったく飽きなかった。
*****
午前二時半、Mt.Johnを降りて湖畔のダーク・スカイ・プロジェクト、
ホテルにもどって就寝。
明日も晴れそう。
もう一泊ここに泊まる。
10時のMt.Cookマウンテンフライトを予定している。