空気は冷たいが晴れたアムステルダム。朝一番で国立美術館へ。中央駅と同じ建築家のデザインなので似ております↓
十年にもおよぶ全館修復を終えたが、この建物のど真ん中をぶちぬくように貫通する自転車道は残された⇒ミュージアム側としてはここも閉鎖して展示室にしたかったのだが、「自転車協会」が訴訟を起こして勝ってしまったから。もともと、この建物が出来た1887年以前からこの自転車道はあったのだから、仕方ないのかもしれません。
どのグループも必ず足を運ぶのがこの大ホール⇒突き当りにレンブラントの「夜警」が置かれ⇒ その手前のエリアにフェルメールやハルスやヤン・ステーンなどがずらりと並ぶ。しかし・・・小松は思うのですが、フェルメールなどの小さな絵をこんな大きな空間に展示するのはどうにも似合わないのではないでしょうか。とにかく時間節約して訪問するには便利ですが…。
小松の好きなアドリアン・コールテの小品は、小さな部屋でひっそり飾られていて「無事」だった⇒
個人的には博物館的な展示のセクションがより面白いと感じられる。次の写真で右に写っている甲冑のようなものは⇒1844年にロッテルダムの港を守る軍艦を飾っていたシンボル「オレンジ公」と呼ばれていた。
17世紀末から18世紀にかけてつくられた「人形の家」⇒婦女子のお遊びのためとはとても言えない、豪華でリアルなもの⇒
***ゴッホ美術館も見学。グループ予約だから並ばなくてすむが、一般入場の行列はとんでもない⇒ 各国語版の図録も充実しています⇒
昼食、ダイヤモンド工場 そのあと中央駅前からクルーズ船に一時間⇒日本語チャンネルもあります⇒
夕食前にシンゲルの花市場近くでしばし自由時間 チーズもたくさん売っているさすがオランダ ゴーダチーズの熟成モノ三種(牛、羊、ヤギ)を試食させてくれていて、はじめてこれらを比べることが出来た。ヤギはイタリアのパルメザンチーズのようにアミノ酸のざらっとした甘味がある↓
夕食はレンブラント広場近く、この広場には「夜警」を等身大(より大きい?)にした銅像群がある↓
フランス系のチェーンレストランFLOにて。メインコースの魚チョイスは「スケート・ウィング」と言われた。調べてみると「エイヒレ」!
レストランからの帰路、ハプニングで歩いてホテルまで帰ることになってしまった・・・。天気の良い夕暮れで本当に幸い。こんな景色、歩かなければ出会えなかった⇒ 明日はいよいよキューケンホフ公園。ぜひぜひ晴れますように!