12月23日日曜日の朝七時半、この時期になると観光エリアを除きマンハッタンはひっそりしている。お盆時の都心と同じ雰囲気だ。
マンハッタン島もここまでいくとけっこう起伏があるのがわかる。
この時間にやってきたのは、ハーレムの教会で朝8時からのミサに参加するため。
観光客でも・誰でも、ミサには参加できる。この場所はもともとホールだったところなので、こういう音楽ミサには最適だ。六年前には撮影OKだったので、その時の写真を載せます。
最初の一時間は説法などほとんどなく、映画「シスターアクト」か「ブルース・ブラザース」か、という雰囲気で強力な合唱隊とともにゴスペルが熱唱される。いつもきていると思しき人たちはあいさつを交わし、周囲にきがねなく踊りだして音楽を楽しんでいる。途中で「隣のひととあいさつしましょう」と声がかかると、きょだいな黒人のおばさんが、笑顔でぎゅっとハグしてくれた。
*
ミサの本番・説法が始まる前に退出し、観光を続ける。
道が空いているのでいろんな場所へすいすい行ける。
●10ドル紙幣のハミルトン初代財務長官が住んだ家がこれ。
近年移築されてきれいになったのだそうだ、2006年に来た時にはこの銅像の後ろに見える空地にあった筈・・・ううん、覚えてませんでした(笑)
彼は最後に決闘で亡くなっている。このあたりのストーリー、掘り下げればかなりおもしろそうであります。
●初代大統領ワシントンの家も高台に残されている。
川向うまで見渡せる場所はたしかに司令部にふさわしい場所だ。
ここは18世紀後半にモーリスというイギリス人将校によって建てられ建物で、1776年にジョージ・ワシントンが軍司令部として使用し住んでいたのである。後にはジュメルというフランス人商人の持ち物になった。
よって、正式名称はモーリス=ジュメル・マンションという。
すぐ前のとおりは18世紀末から19世紀初めの雰囲気を残す歴地市区としての建物がある。
●50ドル紙幣の第18代グラント大統領の墓
写真右側のいかにも「霊廟」という建物
歴代アメリカ大統領の中では汚職まみれで最低と言われるそうだが、南北戦争の英雄で国民に人気があった。
この墓をみると、彼はなんといっても軍人だったということがひしひしと伝わってくる。
飾ってある戦場の旗、勝利した戦いの地図。
なによりこの墓はフランスにあるナポレオン一世の墓そっくりであります。
**
セントラル・パーク近くまでもどり、映画「ナイト・ミュージアム」の舞台になった自然史博物館の前を通る。
ジョン・レノンが撃たれたダコタ・ハウス前
今でも七階にはヨーコさんがお住まい。
近くのセントラルパークに設置されたプレートここを「ストロベリー・フィールズ」と呼ぶ。
今回NYで二つ目の美術館はフリック・コレクション
ここはカーネギーの共同経営者にもなった富豪ヘンリー・フリックの晩年の邸宅でもある。
厳選された名品を、その置かれるべき環境とともに楽しむことができる稀有な空間。念願の訪問で、念願のホルバイン作「トマス・モアの肖像」に対面することができた。
***
昼食は飲茶を「麒麟金閣」にて。ガイドさんに教えてもらったこの店は大人気で少々待ったが、本格飲茶が楽しめます。
GOLDEN UNICORNが英語名
ホテルのあるタイムズ・スクエアまで北上
あ!噂のネイキッド(裸の)カーボーイがいたいた
****
この旅最後の夜は、全員でブルーノートのクリス・ボッティ(トランペット奏者)ライブへ。
テーブル席もぎっしり満員、ステージまでほんの五メートル。高級感でなく、親密な雰囲気たライブハウスの楽しみだ。
彼は自分のホームグランドであるNYブルーノートにて、なんと12/17~新年1/6まで、三週間ぶっつづけで毎日二回セットをやっている。
冒頭、マイルスの「スケッチ・オブ・スペイン」誰もが知っているアランフェス協奏曲のアダージョからはじまり、ショパンのノクターンCm、バカラックのLook of loveなど、幅広い選曲を聞かせてくれる。ゲストボーカルにリサ・フィッシャー、ストーンズと一緒にやっていたのとは全然違ってエレガントに(でもパワーはそのままに)STINGのLa Belle Dame Sans Regretsを聞かせてくれた。
BLUE NOTEは彼のホームグランドなので、知り合いがいつも誰かしら来ている様子。
「今日はここBLUE NOTEのシェフのお母さんが来られてます、どこですか?」(ハーイと声がする)「あ、そこですかぁ、子供の頃の彼ってやんちゃでした?あとで教えてくださいね(観客(笑))」
(あたりまえながら)観客と言葉が通じるので、もともと饒舌なボッティはいろんなエピソードを語ってくれる。
「ポーランドの式典に招かれた時に、ショパンのノクターンCmをやってくれってことになって・・・お役所ってのは時々良い提案をしてくれる、「よく」じゃなくて、あくまで「ときどき」だけどね(観客(笑))」
一時間半、最後には各楽器の圧巻のソロをこれでもかと聴かせてくれて、終了。これで税サービス込み82ドルでした。
*****
ライブを終えて、ホテルへの帰路、ワシントンスクエアの夜はふけて?(笑)
タイムズスクエアまでもどり、ロックフェラーセンターの前をとおると、まだまだすごい人でありました。
マンハッタン島もここまでいくとけっこう起伏があるのがわかる。
この時間にやってきたのは、ハーレムの教会で朝8時からのミサに参加するため。
観光客でも・誰でも、ミサには参加できる。この場所はもともとホールだったところなので、こういう音楽ミサには最適だ。六年前には撮影OKだったので、その時の写真を載せます。
最初の一時間は説法などほとんどなく、映画「シスターアクト」か「ブルース・ブラザース」か、という雰囲気で強力な合唱隊とともにゴスペルが熱唱される。いつもきていると思しき人たちはあいさつを交わし、周囲にきがねなく踊りだして音楽を楽しんでいる。途中で「隣のひととあいさつしましょう」と声がかかると、きょだいな黒人のおばさんが、笑顔でぎゅっとハグしてくれた。
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ミサの本番・説法が始まる前に退出し、観光を続ける。
道が空いているのでいろんな場所へすいすい行ける。
●10ドル紙幣のハミルトン初代財務長官が住んだ家がこれ。
近年移築されてきれいになったのだそうだ、2006年に来た時にはこの銅像の後ろに見える空地にあった筈・・・ううん、覚えてませんでした(笑)
彼は最後に決闘で亡くなっている。このあたりのストーリー、掘り下げればかなりおもしろそうであります。
●初代大統領ワシントンの家も高台に残されている。
川向うまで見渡せる場所はたしかに司令部にふさわしい場所だ。
ここは18世紀後半にモーリスというイギリス人将校によって建てられ建物で、1776年にジョージ・ワシントンが軍司令部として使用し住んでいたのである。後にはジュメルというフランス人商人の持ち物になった。
よって、正式名称はモーリス=ジュメル・マンションという。
すぐ前のとおりは18世紀末から19世紀初めの雰囲気を残す歴地市区としての建物がある。
●50ドル紙幣の第18代グラント大統領の墓
写真右側のいかにも「霊廟」という建物
歴代アメリカ大統領の中では汚職まみれで最低と言われるそうだが、南北戦争の英雄で国民に人気があった。
この墓をみると、彼はなんといっても軍人だったということがひしひしと伝わってくる。
飾ってある戦場の旗、勝利した戦いの地図。
なによりこの墓はフランスにあるナポレオン一世の墓そっくりであります。
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セントラル・パーク近くまでもどり、映画「ナイト・ミュージアム」の舞台になった自然史博物館の前を通る。
ジョン・レノンが撃たれたダコタ・ハウス前
今でも七階にはヨーコさんがお住まい。
近くのセントラルパークに設置されたプレートここを「ストロベリー・フィールズ」と呼ぶ。
今回NYで二つ目の美術館はフリック・コレクション
ここはカーネギーの共同経営者にもなった富豪ヘンリー・フリックの晩年の邸宅でもある。
厳選された名品を、その置かれるべき環境とともに楽しむことができる稀有な空間。念願の訪問で、念願のホルバイン作「トマス・モアの肖像」に対面することができた。
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昼食は飲茶を「麒麟金閣」にて。ガイドさんに教えてもらったこの店は大人気で少々待ったが、本格飲茶が楽しめます。
GOLDEN UNICORNが英語名
ホテルのあるタイムズ・スクエアまで北上
あ!噂のネイキッド(裸の)カーボーイがいたいた
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この旅最後の夜は、全員でブルーノートのクリス・ボッティ(トランペット奏者)ライブへ。
テーブル席もぎっしり満員、ステージまでほんの五メートル。高級感でなく、親密な雰囲気たライブハウスの楽しみだ。
彼は自分のホームグランドであるNYブルーノートにて、なんと12/17~新年1/6まで、三週間ぶっつづけで毎日二回セットをやっている。
冒頭、マイルスの「スケッチ・オブ・スペイン」誰もが知っているアランフェス協奏曲のアダージョからはじまり、ショパンのノクターンCm、バカラックのLook of loveなど、幅広い選曲を聞かせてくれる。ゲストボーカルにリサ・フィッシャー、ストーンズと一緒にやっていたのとは全然違ってエレガントに(でもパワーはそのままに)STINGのLa Belle Dame Sans Regretsを聞かせてくれた。
BLUE NOTEは彼のホームグランドなので、知り合いがいつも誰かしら来ている様子。
「今日はここBLUE NOTEのシェフのお母さんが来られてます、どこですか?」(ハーイと声がする)「あ、そこですかぁ、子供の頃の彼ってやんちゃでした?あとで教えてくださいね(観客(笑))」
(あたりまえながら)観客と言葉が通じるので、もともと饒舌なボッティはいろんなエピソードを語ってくれる。
「ポーランドの式典に招かれた時に、ショパンのノクターンCmをやってくれってことになって・・・お役所ってのは時々良い提案をしてくれる、「よく」じゃなくて、あくまで「ときどき」だけどね(観客(笑))」
一時間半、最後には各楽器の圧巻のソロをこれでもかと聴かせてくれて、終了。これで税サービス込み82ドルでした。
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ライブを終えて、ホテルへの帰路、ワシントンスクエアの夜はふけて?(笑)
タイムズスクエアまでもどり、ロックフェラーセンターの前をとおると、まだまだすごい人でありました。