旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

タオルミナの冬の日をゆっくり

2013-02-12 21:51:11 | イタリア
午前中二時間ほどタオルミナの街をガイドさんと共に徒歩観光。ホテルすぐ近くの市民公園はもともと地元のお医者さんと奥さんのイギリス人夫人の個人的な庭だった。
これは、何の遺跡だろう?と思ってみてしまうが、実は婦人の専門だった鳥の研究用につくられた建物。この建物のむこうに婦人がかわいがっていた五匹の愛犬のお墓があるとのこと。

庭に置かれているのは・・・え?これって日本の「回天」か「桜花」のような特攻用のもの?いえいえ、爆雷を仕掛けたらタイマーをかけて人間は逃げる事になっております。「カミカゼ」はイタリア語でも自爆攻撃を表す一般名詞になっておりますが。

ギリシャ・ローマ劇場。今日はあいにくエトナ山は隠れておられます。かつてのステージ下の仕掛け穴ステージ後ろの壁はほとんど石材がのこってない
シラクサの僭主ディオニシオスの妻用座席にとりつけられていたとおぼしき名札

街へ出て、インフォメーションが入った建物。この中庭が面しているそれぞれの壁は
三つの別の時代に増改築されているシチリアの操り人形プーピが置かれていた

大聖堂メッシーナ門

お昼にうにスパゲティをたべてから自由行動。

夜は食事がついていなかったので、ご希望の方と、ずいぶん以前にいったことのある海鮮のお店へ。エビ二種牡蠣もおいしいい白魚のケーキ


最後に注文したザバイオーネクリームが、十年以上前に来た時と同じ器で出てきたのには嬉しくなってしまった。
コメント
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