旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

カプリからアマルフィへ

2013-02-22 23:55:10 | イタリア
とても晴れていたのだが、ナポリから水中翼船に乗って到着したカプリでは「今日は青の洞窟はクローズです」とのお知らせが待っていた。
それでは、アナカプリへ向かいましょ。崖を穿ってつくられた素晴らしい眺めの道。こんな道はほんの百数十年のこと。かつては「フェニキア人の階段」をえっちらおっちら登らなくて見られない眺めだった筈だアナカプリからソラーロ山へのチェアリフトもメンテナンス中。ヴィラ・サンミケーレへ行く事にする古代の遺跡から持ってこられたモザイク。「人生ははかないからしっかり飲んで食べて遊べ」という意味だと・・・こりゃ、イタリア人ガイドさんらしい解釈なのかもしれない(笑)
★サンミケーレ荘にある海を見ているスフィンクスについての話をこちらに書きました。

ようこそ私の庭へ

カプリの街へもどり、三十分だけ自由時間、そのあいだを買い物にぶらぶらしてもらうのではもったいない。足早であったがアウグストゥス公園まで皆さんをひっぱっていって、フェラリオーニ岩の景色をみていただけた

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昼食後、フェリーでソレントへ。港から街は素通りして専用バスの待つ駐車場へ一路ポジターノの絶景展望台を目指すここで売っていたしぼったオレンジジュースがおいしかった。赤いオレンジの身と通常のオレンジをミックスしてしぼってつくっている
エメラルド洞窟の前をとおりアマルフィの街へ到着。ここも一時間だけの散策大聖堂前の広場のまわりをうろうろして終わるのはもったいないので、路地をあるいていただくべくリード
自由時間にしてからしばらく、メインストリートを爆音をひびかせながらカラフルな集団がやってきた!え?ナニモノ?どうやらこの町の学校の子供たちと保護者がカーニバルのパレードをやっているらしい。どんなにでぶでぶしていてもどうどうとタイツはいたり着ぐるみ着たりして楽しんでいる。親がこうだと子供もやりやすいんです

ナポリへの帰路はソレント半島の高い尾根を越えていく。一番上は霧と霰であったそれをぬけると晴れ夕食はナポリ市内でピッツァを一人一枚。でも、前菜に一人一皿これが出てからなんです。たべきれますかしらん?
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アルベロベッロからナポリへ

2013-02-22 22:55:18 | イタリア
昨夜からの雨はまだ残っている。寒い朝、アルベロベッロのトゥルッリは幻想的な風景を見せてくれていた。
冬の朝、たった一時間しかここアルベロベッロでの時間がない。トゥルッロの中をちょっと見せていただけるので、お店をのぞいてみるのもよいでしょう。ご主人、どうもありがとうございました(^^)

マテラまでは一時間強の走行時間で到着。ガイドさんと共にサッシ地区をみおろす場所へくると。巨大な「黒い涙」のオブジェが・・・これは日本人作家の作品だそうだ。この地区をゴルゴダの丘として「パッション」というキリスト受難記の映画が撮影されているのが理由かしらん。

世界遺産にもなっているサッシの風景は確かに迫力がある
見学に入る前にトイレを借りてカフェで休憩。少人数の旅だからこそのこういう時間であります
壮観!

この地区からは1950年代に一万五千人が移住させられ、一時は廃墟となっていた家畜と人が同じ穴倉住居に暮らす、上下水道も不完全な「イタリアで最も貧しい場所」とさえ言われていたのだとか
しかし、現在はインフラ整備もされて、三千人が戻ってきている。家賃は決して安くない、人気の物件なのだそうだ。

バロックのプルガトリオ教会
昼食はオレッキエッティの蕪ソース。定番の味付ながらおいしい
メインにスカモルツァ(燻製チーズ)を


さて、ナポリを目指して走っていくには千メートル級の峠をこえていく。雪も積もっております。南イタリアといえども冬は寒いのです。サービスエリアにあったこれは・・・いわば禁煙パイポですか?

車窓から見えたこの町はヴェノーザに違いない!
別HPの「こま通信」日記にも書きました。


カンパーニャに向けて標高がさがってゆくと夕方の晴れた青空になったこの城壁と廃墟は、なんという街だろう?

ちょうど日が暮れるころ、ナポリ旧市街にも近いホテルへ到着

チェックイン後、あらためて夕食へ行くときガレリアの夜景が美しいわざわざポジリポの丘へ登って行ったのだが、ここからは昼の方が断然景色が良いと思うのであります
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タオルミナからアルベロベッロヘ

2013-02-22 22:31:59 | イタリア
美しい朝焼け今朝はエトナ山も見える

シチリア島からイタリア本土へは三キロほどしか離れていないが橋はない。電車も車両ごと船に乗れるようになっている。船内はカフェもなぁんにも開いておりませんでした。冬はお客さんもとても少ないからでしょうな。さよならメッシーナの街

イタリア本土のカラブリアはとても山がちなところ。海岸線には崖の上の砦や街が
カフェで休憩昼食はコゼンツァという街近くにあるアグリツーリズモ。ここはしかし、知っていなくては来られません。ナビがあっても以前の運転手さんは迷ったそうです。
この前菜盛り合わせ、美味しかったですメインのお肉は日本人向けにボリュームおとしてありますね


夕方にアルベロベッロ郊外のホテルへ着。あらためて車で有名なトゥルッリ地区のレストランへオレッキエッティ(耳たぶ型のパスタ)は南イタリアらしい

ホテルロビーの椅子にはホテルを出るときから帰ってくるまでずっとこの「毛玉ちゃん」がおりました
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