以前から金剛山の頂上付近で「テン」らしき姿を見かけた、との目撃情報があり、
一度、見てみたいと思っていましたがなんと、私の目の前に姿を現してくれました。
野鳥の撮影中、笹が揺れているので「ノウサギや」と、カメラを構えたところ、
テンの可愛いらしい顔が…。ラッキー 撮りまくりました。
テンはイタチ科の哺乳類。雑食性で、ウサギ、ネズミ、鳥類、昆虫、
木の実などを食べます。子育ては4~5月で、2~4匹出産します。
夜行性のテンが、真っ昼間(PM1・25頃)に、
しかも間近でにらめっこが出来るとは…。
雪の中に顔を突っ込み、餌探し? に夢中に…。
テンは食肉獣。
餌となる鳥類や小動物がいない山や森では生きていけません
食物連鎖の上にいますので、金剛山に「テン」が住んでいることは、
金剛山が「自然豊かなお山」だと言う証しですね。
もう少し近くに寄ろうとしましたが、
「これ以上は近寄るな!」と、威嚇されました。
よほど空腹だったのか?
野鳥のディナーテーブルまであさっていました。
ちょっと可哀想な気もしましたが…。
約5分ほどウロウロしていましたが、
「もう十分に写真撮れたやろ!」とばかりに、
名残惜しそうに 私の方を振り返り?
雪のブナ林の中へ…姿を消しました。
園地付近でもテンの目撃情報があります。次はあなたが目撃者かも!
※ミュージアムの写真、秋⇒冬に張り替えました。
薪ストーブも赤々と燃え盛っています。
冷え切った体を暖めがてら、お立寄り下さい。
お待ちしております。
金剛山の植物に親しむ会では、12月20日(土)「雲雀山特別観察会」
を行います。詳しくはHPをご覧下さい。ご参加、お待ちしております。
(2014・12・9)