Remains of The Accidents

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偏食変食

2006年01月21日 | Weblog

食事中、娘が「**は嫌い」と云うたびに考え込
んでしまいます。
偏食はダメというのが当家の基本姿勢(当たり前
といえば当たり前)。

知っている方は多いと思いますが私は偏食の塊の
ような人間。食事も、人間も、音楽も。しかも喰
わず嫌い。

小学生の頃、よく5時間目まで食器を片付けられ
ずに嘲笑を浴びていました。時には教室の掃除を
始められてしまうことも・・・。

先生はただただ「好き嫌いはダメ!許しません!」
と云って拷問の如くゲロするまで責め続けます。
最後の最後になって「ひと口だけでも口に運びな
さい」と云うので涙目で飲み込むのですが、大抵
これでゲロッてしまいます。
当時季節に1回は教室でゲロってました。(特に
「小海老のスープ」と「ちくわの磯辺上げ」がど
うしてもダメで、「小海老の**」に関しては、
給食室の近くで臭いがしてきただけでゲロッたこ
とがありました。海老満月は好きなんですけどね。)
いま考えると周りの同級生も食事中に近所でゲロ
ゲロされてしまうわけですから大変だったと思い
ます。

自宅でも父親が同席する夕食でよく叱られました。
父は、わざわざ自分の皿から私の嫌いなものを選
んで私の皿に載せて叱るのですから大変でした。
(実は父親も偏食が激しかったと母に聞いたのは
父親が死んでから)

その頃、担任教諭や父親は必ず説教の中で「偏食
していたら大きくなれない、すぐ病気になる」と
断言していましたが、期待に反して大きくなって
しまいました。偏食がなければ身長2m20cm
くらいになってアジアのエースとてNBAで姚明
と闘っていたかも知れませんが。

しかしながら、偏食はよくないということは事実、偏
食して得したことは絶対といっていいほどありません。
できれば改善すべき事項ですし、大人になって食べら
れる(好きになる)食べ物も多くあったので改善は可
能。
今は「偏食」なのか「わがまま」なのかよく判らない
状況ですが、父や担任教諭のように拷問みたいなやり
方でなくてできる限りやさしく偏食解消に導いてやり
たいものです。褒める教育でいきます。

蛇足ですが、中学校に進学して「弁当持参」となり「
これでようやく給食から開放された」と喜んでいたあ
る日、弁当に嫌いなものが入っていて残して帰ったと
ころを父親に発見されるという不幸に見舞われたこと
がありました。無念。

コメント
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