Remains of The Accidents

アクシデンツなページ

【読了】 恋愛写真 市川拓司

2011年06月15日 | 読書

これも映画のノベライズである

このところ、たまたまテレビドラマや映画の原作やシナリオ、ノベライズを
よく読んでいるが、どれも動画というか作品そのものを見たことがない
あまり映画やテレビを楽しむ時間がなく、仕方なく通勤電車の中で
空想している

市川拓司の作品は数冊目になる
彼の作品は女性的な主人公と奇抜な設定
終着点に関連するヒントを置いていく手法
最後の最後に種明かしがあることが似ている

読み終わってさわやかな感動に包まれるのだが
端緒は相応に退屈である
このあたりはアメリカ映画的なストーリーの組み立てだ

単行本の帯に「恋をすると死んでしまう」とうたっているところなど
父は気にも留めずに読み出したが、これもヒントだったのかと
読後につぶやくことになった

佳作だと思う

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【読了】 風のガーデン  倉本聰

2011年06月15日 | 読書

テレビドラマのシナリオである

舞台は東京と北海道富良野
父と家族の物語

奔放に生きていく中で妻を自殺に追いやり
実父から家族と断交を命じられた医師
残された僅かな時間に家族を想い
富良野をおもう

テレビドラマなのでドラマッティックな設定
偶然にしてはできすぎの設定ではあるけれど
富良野/風のガーデンに咲く花々とともに
切り出される風景はシナリオを読んだだけでも
やさしく感じられる

今年、勤続25周年ということで旅行券をいただいた
子どもたちと何処に行こうかと考えていた
はじめはグァムかサイパン、南の島に連れて行って
あげようかと考えていた
今の年齢ならば観光よりもアクティビティなのかと



そういいながら

先週、旅行会社に出向いて北海道旅行を申し込んできた
涼しいところがいいという奥さんの一声で決まってしまった

近在の先輩は列車で札幌に行かれたのだそうだが
うちの子供では退屈してしまうこと必定なので
往復ともに飛行機に乗る
ただ、鉄っちゃんとしては気がすまないので
旭山動物園号という特急を予約した


札幌2泊、旭川1泊
札幌市内と旭山動物園がメインだろう

父は、倉本聰の世界を覗いてみたくて富良野を
楽しみにしている
夏の富良野はどんな表情なのだろうか

風のガーデンも郊外に残されているらしい
「北の国から」のロケ地跡なども観光してみたい

そして、今冬は富良野でスキーだ
夏もよし、冬もよし
そして、本当は秋にも一度訪れてみたいのだけれど
まずはこれから












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