南木佳士の作品が好きでよく手にする
彼は現役の医師ながら芥川賞作家であり
その人生において病いに冒されてもいるという
このエッセイでも、疲れた心が山に向かい
少しづつ開放されていくところが感じられる
遠く信州にいる作家の快復など関係ないと
云えば関係ないのだが、彼のエッセイなどを
読んでいると同じような病いの入り口に立つ
自分を感じ、自分の肩をなんとか娑婆の方に
向けさせることができるので離れられない
作者には申し訳ないのだけれど
拝金・独善の世の中にいて、なんとか立って
いる自分にそっと「おまえはまだまし」と囁ける
ように利用させていただいている
とかくこの世は窮屈だ
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