Remains of The Accidents

アクシデンツなページ

伝えるということ

2011年06月29日 | つれづれ

CANONのプリンタが故障してしまったことは以前書いた
そのまま、このPCの足元に放置している
ゴミとなってもなかなか処分できるものではない

姫さまが少し真剣なまなざしで訊いてきた
「このプリンタって、もう使えないの?捨てるの?」
一見なんの変化もないプリンタ、電源が入らないだけだ
少なくとも彼女にはゴミには見えない

ブラックボックスにせず、蓋をあけて部品交換できるように設計して
あれば父得意の日曜分解でなんとか・・・・と思うのだが



CANONの方に聞きたいのだが、子どもたちのこういう質問には
どう答えればよいのだろう?

ホームページに「環境」についていろいろ掲示しておられるのを見た
なかに「捨てないをあたりまえにしませんか」というトナーカートリッジ
回収の取組についてキャンペーンのバナーがあった

ある製品では「捨てない」ことが自社の販売モデルに合致しているから
「捨てないを当たり前にしませんか」として、カートリッジの回収について
キャンペーンを展開しておられる

一方で、コンシューマー向けの使い捨て製品については早々に修理
受付もできない状況を作ってまだまだ使える製品を「捨てる」ことを強要している



企業は経済至上主義なのだから仕方ないのだ・・・・と云うのだろうか
子どもたちにも大きな声で「お金が大事、環境もお金のために利用する」と
話すのだろうか



子どもたちに本当のことを伝えるということ
取り繕った話ではなく、ただの都合ではなく
本当はどうすべきなのかを伝えるということは大事なことだと思う

少なくとも、この足元の「ゴミ(ip7100というプリンタ)」は
まだ死んでいるようには見えない

コメント
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