Remains of The Accidents

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仕事と私事

2022年11月23日 | つれづれ

大きな会社にいて小さな仕事をしている。

担当者は自分を入れて二人、どちらかが休めば代わりはいない。

宮崎にいたところも二人でやっていて同じことを主張したが、当時も宮崎にやる人員はいないとされた。

大きな会社であり、表向きはSDG’sやダイバーシティとやらをホームページに広げている。

これ自体は人員不足の中でなんとか採用を拡げようとしている分もあるようだが、どれだけの効果かはわからない。

入社してくる社員、中途採用される社員が担う部分は看板とおりであり、そこにそんなに嘘はない。

ただ、その分旧来からのDXになじまないような仕事はシニアにまわさている。

汲々としながらもなんとかこなしていくのだが、最近は少し嫌気がさしている。

まもなく定年を迎えて延長雇用(嘱託契約)に移るのだが、その後も同じ仕事が続くのであれば給与とはバランスしない。

ありがたいことに、これまでは過分な給与をもらってきているので、延長雇用に応じないからといっていきなり路頭に迷うことはない。

まぁ、家族の目が少し気になることくらいだろう。

別に、大志を抱いてここにいるわけではない。

大学を出るころは、このまま一生明石にいて郊外に一戸建て、夏は海水浴、冬はスキーと楽しんでいくものと考えていた。

大企業に入って役員にまで上り詰めて・・・などという考えは毛頭なかったが、周囲の人たちに恵まれたりしてそこそこの社会人人生だった。

 

ここ数年は、自分の能力の低下に戸惑い、年下上司に叱咤されながら続けてきたけれど、朽ちかけたプライドは消えずにストレスばかり貯めている。

実のところ、昨シーズンのスキー場でも、結局ホテルの一室から取引先とのミーティングに参加することとなり、ゲレンデでも電話がかかってくる状態だった。

朽ちかけたプライドが無視しようとする自分を押しのけて、それに対応してしまうのだがそんなことは会社の誰もしらないままだ。

さてさて、あと半年あまり。いかにかせん。

 

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