ピアノの展示販売会に行ってきました。国内メーカーは河合とヤマハということで今回は河合さんの方。愛娘が通っているリトミックの先生から招待状をもらってでかけました。その先生からも「今は電子ピアノでいいんじゃないですか」と云われたとのことで「どうしようかなぁ」と半分物見遊山ででかけました。
説明員に話を聞いていると、あとから入ってきたオッサンが大きな声で地元のピアノ店主とおぼしき人に「今日は泊まりでっさかいっ。よろしゅう頼んまっせ。うひゃひゃひゃ」と話している。
そろそろ飽きてきた愛娘と「売り物」の間でカクレンボをはじめていると、若い店員が「お父さん、ちょっとご挨拶だけ。こちらがうちの部長です。」とそのオッサンを連れてきた。運悪く他の店員の説明から逃れてきたばかりの奥さんとともに関西弁のオッサンにつかまるはめに。
「やっぱりねぇ、皆さん、小さいときは電子ピアノっていうんでっけどねぇ。タァッチがちがうんですわぁ。タァッチがぁ。」久々に聴くネイティブの関西弁はボリュームが違う。そして
オッサン(我々夫婦を前に)「どっちが大蔵省? ねぇどっちよ。」
私「いや・・・金融庁と別れたし・・・(ボソ)」
(くだらない話は軽く流して相手せず)
オッサン「今日買うてってよ。今日。こんな運賃かけて運んできてるんでねぇ、今日こうてもらわんとあかんのよ。」
しかし
愛娘「帰る」(キッパリ)
オッサン(話続ける)「今朝もね、これ(展示品のうちの1台を指して)売れたんよ。」
愛娘「帰る」(キッパリ、復唱)
オッサン(話続けようとする)「ダンナさん、可愛い娘にええのこうてってよ」
(ほとんど年末の魚ん棚の大将の口調)
愛娘「帰る」(キッパリ、再復唱)
カミさんが私を見て「帰る」光線を放ちだしたのでここでゴング。
オッサンは出口までついてきて「今日決めてもらわなあかんねんけどなぁ」と元気のよい声で言い続けていた。
関西弁とピアノ・・・なかなか似合わないこの組み合わせ。オッサンがズラかぶって「こんにちは私が浪速のモォーツァルトです」と出てきてくれたらもっと嬉しかったのに。(ちなみにこのモーツァルトがいる限りうちの長男に「タロー」の命名はありません)
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