楽しく2泊したホテルをあとにまずはすすきのから札幌駅へ
<旭山動物園号>
今日はこの旅のメインテーマのひとつである臨時特別急行列車「旭山動物園号」乗車の日だ
札幌駅8:30始発、事前に聞いたところでは8:22に入線してくるとのこと
ホームにあがると、既に乗客でいっぱい
少し待っているとお目当ての列車が入ってきた
いやはや楽しい列車だ
こんな特急はほかにないだろう
カラーリングからイラスト、内装までいじってまさに「特別」にしてある
さらにピーク時でもないのに、着ぐるみを着たお姉さんまで同乗して
乗車証明書を持ってきてくれる
子どもたちは大喜びで1号車のキッズコーナーに向かっていった
そう、先頭車両にはキッズスペースが確保されていて、靴を脱いでぬいぐるみと戯れることができるのだ
その他にも各車両ごとにこんな座席が用意されていて記念写真が撮れる
あっという間に旭川に到着してしまう
1時間半の乗車時間はちょうどよい加減で、子どもたちが少し飽きてきたときに
目的地に到着するタイミング
まぁ、着席するときに父ひとり他の家族と同席になるハプニングもあったが
奥さんたちの後ろの席の方が、こころよく譲ってくれたので後半は
家族4人でボックス席にできた
また、通常のツアーの方々はそのままバスに乗り換えて動物園に向かうのだが
我々は動物園を明日に残しておいて、美瑛から富良野に向かう
<富良野・美瑛>
10時過ぎに旭川に到着してレンタカーの手続きを終え、富良野に着いたらすでに
昼食時間となってしまった
レンタカーを借りて慣れない道を富良野に向かったわけだが、国道は1本しかなく
迷うことはなにもない感じ、途中美瑛の丘を少し見ながら、まずは富良野へ
車中で奥さんが北海道WALKERを見て「カレーのふらのや」さんが美味だというので
早速ナビ設定、あらあらすぐ近所でナビいらず
心配していたものの子ども向けのカレーもあって、これがまた美味しかった!
奥さんは「スープカレー」、父は「ルーカレー」、それぞれライスを大盛り(無料)にして楽しんだ
腹が満たされると幸福な気分になるもので、車内も一気に和んで歌も飛び出すほどだ
そして、今回のもう一つのメインテーマ「風のガーデン」へ
<そして倉本聰の世界へ>
今回、富良野を訪ねるにあたって倉本聰の富良野3部作のビデオを観ていた
さすがに「北の国から」は全部見直せなかったが、「優しい時間」「風のガーデン」は立て続けに
ビデオ鑑賞してきた
が、カレーを楽しんでいたら時間は押してきて、あわてて新富良野プリンスに向かった
「風のガーデン」と「森の時計」をみるためには相当の時間を要するのだ
「風のガーデン」グリーンハウスへは、駐車場近くで入園券を購入して一旦ワゴン車で
近くまで運んでもらうことになる
1kmほどとのことで徒歩でも苦にはならない距離なので、帰りは姫さまと二人で歩いてみた
少し季節はずれにもかかわらず好天に恵まれたのでガーデンの中は花と蝶でいっぱい
蝶好きの父は、いきかう蝶を画像に納めようと歩き回り
ミヤマカラスアゲハ、ヒョウモンチョウ、クジャクチョウなど少しめずらしい蝶が撮れた
実際のガーデンはこんな感じ
ところが、このあと大惨事が・・・・・・・・・
なんとヒマにしていた王子が、グリーンハウスの前の池を覗いて水生昆虫を観察していたところ
足をかけていた石がゴロンと動いて見事に水にはまってしまった(orz)
結局、王子はパンツまで濡れてしまい奥さんに連れられて「退場」
まぁレンタカーまで戻れば着替えはあるので心配は靴だけだ
<そして美瑛へ>
王子の濡れた靴を乾かしながら新富良野プリンスをあとにした
結局、時間の関係から「ニングルテラス」や「森の時計」をスキップして美瑛に急ぐことになってしまった
子どもたちがいると「森の時計」でゆっくりすることは不可能で、入店しても他のお客さんに迷惑かなと
まあ、当分の間は「静かなところ」には縁がないものとあきらめよう
もともと、父は季節を変えて同じところに行くのが好きで、それは単車時代の名残なのだろう
冬にスキーで訪れた信州を、夏に単車で走ると、同じ温泉も、同じ山も表情を変えて
歓迎してくれるような気がするのだ
この富良野の街も、恐らく雪の季節には違う顔を持っているのだろうから
富良野の最後は「ファーム富田」、ここで奥さんがラベンダーのオイルを買うという
ラベンダーは偏頭痛にきくとのことで、偏頭痛持ちの奥さんは「絶対購入」としていた
ラベンダーの花は8月の前半で終わっており、ラベンダー畑の絶景は見られないのだが
秋には秋の花があり、北海道では「短い」とされる秋を楽しもうと
そして、レンタカーは美瑛に向かう
できるだけ国道からはずれて地道を走ろうということでナビは設定せずに
おおきな地図で判断して経路を決めた
こういうとき、ツーリングで養った「勘」が生きてくる
美瑛ではなんにもない道端に車を停めて、なんにもない畑の向こうに浮かぶ大雪山系をみていたりした
空がひろい
何十回とシャッターを切った
空がいい色をしていると子どもたちもいい顔をしてくれる
今回の旅の中で、ようやくなんにもないところを思い切り走れたことだけで
子どもたちの表情が活き活きしている
中には、自分の写真かと疑うほどの名作(?)もあった・・・・はずだ
[これは奥さんの作品・・・・親子の木をみる親子]
そして、旭川に戻った
残念ながら、雑に夕食をとって(リサーチ不足なのだが、旭川の町はやっぱり夜が早くて、居酒屋かラーメン屋
さんしかないので、結局外食チェーンとなってしまった)
今夜はちょっとカビくさい和室、昨日までのベッドと違って子どもたちは前回モードで寝返りしていた
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