前々からちょっと、気になっていた、ちょっと曇った様な音。
これは、これで、角が取れていて丸い音で、真空管らしくて良いのですが、もうちょっと角があっても良いのではと思い、最近ハマっている抵抗交換を思いついた。
そして、気になる部分が、以前、プリアンプのアッテネータに追加した、信号~GNDに落ちる減衰用の抵抗で、ここに使っているリケノーム(金足)のカーボン抵抗。
これを別の抵抗に換えて見ることにした。
候補の抵抗は、今まで使った事のないタクマンREYと、いつものDale RN60Dの2種類。値は2.2KΩ。
まず、タクマンのREY。これは、金属皮膜抵抗である。きっと音が硬くなるだろうなと思いつつ試して見ることに。
この様に、アッテネータに直接半田付け。
このアッテネータは4段階に減衰量が切り替えられるが、追加した一箇所だけリケノームを使っていたので、ここをタクマンに変更。
このタクマンの抵抗は、極性を持っていて、信号の流れる方向とカラーコードの読み方向を合わせると良いらしいので、信号側を2.2kの赤、GND側を帯の広い方とした。なお、逆にすると、音が篭るらしい。
ちょっと、10時間位エージングしてからの音の感想ですが、確かに、クリヤーな音で、以前に比べエッジの効いた音となった分、真空管アンプらしさが何処かへ行ってしまった様な気がする。
これは、ちょっと?なので、もう暫く、1週間位エージングしたのち、それでも変化が無いなら、降板願って、他のポジションと同じ抵抗を、このアンプを作ったガレージメーカーに分けて貰うか、Daleを使って見ることにする。