CDプレーヤー REVOX B226のカップリング・コンデンサを交換してみました。
使ったコンデンサは、スプラグ(Sprague)の"30D" 50uF/50Vです。
おそらく1年前くらいに購入したものの、使わずにそのままになっていました。
実は、今回DEMキャップを再交換のため基板を眺めていたところ、作業も簡単なので、まずここを攻めてみる事にしました。
交換後の写真。中央のシルバーの円筒型の部品です。
交換直後の音は、いつも通り期待を裏切る音です。いつもそうなので馴れました(笑)。
薄っぺらい、味、深みの無い、金属質な音です。ダイアナ・クラールが口先だけで歌っています。1曲がさらっとテンポ早く進んでしまいます。コクの無い音って、こう言う音を言うのですね。
ところが2時間位したら、いよいよスプラグの本領発揮!
音に深みが出てきました。ダイアナ・クラールの口が大きく開き、喉の奥から声が出てくる様になりました。
音質はスプラグの音です。少し派手で抜けが良く、音が前に出てきます。高域が少しザラつきます。
好みが分かれるでしょうが、私はJAZZやROCK系を聴くので、この様な音が好きです。
アメリカン・サウンド!!突き抜ける様なカラっとした音です。スモーキー・ボイスにも合います。
この電解コンデンサをカソード・パスコンに使ったら、どんな音になるだろう?興味が湧いてきました。
また、同じスプラグで"600D EXTRALYTIC"(マランツ7で使われた?)という物もある様ですが、こちらにも興味が有ります。
ところで、ダイアナ・クラールの3年振りの来日が決定しました!
日程は、
東京 2019年11月5日(火)・6日(水)・7日(木) 19時開演 Bunkamura オーチャードホール
金沢 2019年11月9日(土) 17時開演 本多の森ホール
広島 2019年11月11日(月) 19時開演 上野学園ホール
大阪 2019年11月13日(水) 19時開演 フェスティバルホール
の様です。
UDOでの先行予約はすでに始まっています。
https://udo.jp/concert/DianaKrall
私は、最近のダイアナ・クラールよりも2000年前後の力強い張りのある声の頃が好きです。
中でも好きなアルバムは、
ザ・ルック・オブ・ラヴ | |
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ユニバーサル ミュージック |
オール・フォー・ユー~ナット・キング・コール・トリオに捧ぐ | |
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ユニバーサル ミュージック クラシック |
ですかね。
プロデューサー:トミー・リピューマ(Tommy LiPuma)、
録音エンジニア:アル・シュミット(Albert Harry Schmitt)
の黄金コンビです。
内容良く、音質も高音質で、オーディオ評価用CDの定番となっています。