真空管アンプのカソード・パスコンでかなり音質変化することは過去の経験で実証済ですが、私の5998 PPアンプでは、出力段5998のカソード・パスコンをパラレル(並列)にしています。
もともとは欲しい容量の電解コンデンサが入手出来なかったので、容量合わせのためにパラにしているだけです。
ところがこのパラにする事が功を奏し、音の立ち上がり、立下りのレスポンスが良い様に思います。
理由を考えてみると、パラレルにすることにより、コンデンサの等価直列抵抗(ESR)が半分になるからではないかと思います。(ESRについては勉強してください)
市販のアンプではコストやスペースの制約で、この様なことはやらないでしょうね。自作の方でも、この様な無駄な事はしないでしょう。
しかし、そこは自作でこそ、無駄なことでもやってみてナンボです。その価値は自分のみ知るです。これが自作の醍醐味ですね。新たな発見があって面白いです。
オーディオは、『創作』『芸術』の世界と言えるかも知れません。
今日は、女性ボーカルを聴いています。
ジュリー・ロンドン同様に好きな往年の人気女性シンガー「ローズマリー・クルーニー」です。
彼女もまた女優でもあります。
私は代表的なアルバムを3枚ほど所有していて、良く聴いています。
ジュリー・ロンドンほど甘い声ではありませんが癒されますね。
『Love / Rosemary Clooney』
Love | |
ローズマリー・クルーニー | |
Warner Records |
一番聴きやすいのは、このアルバムでしょう。
アレンジと指揮は、ネルソン・リドルです。
殆どがバラードで秋の雰囲気に合います。
『Jazz Singer / Rosemary Clooney』
Jazz Singer | |
Sbme Special Mkts. | |
Sbme Special Mkts. |
ダイアナ・クラールが「シンガー、ピアニストとして最も影響を受けた一人」とコメントしています。
『Thanks for nothing / Rosemary Clooney』
Thanks for Nothing by Rosemary Clooney | |
Pid | |
Pid |
ちなみに、このアルバムはLPレコードも持っています。
ジャケットが往年の雰囲気を出していて良い感じですね。