本件、更新しようとしていて、ずっと忘れていました。
以前の方法から少し変更しています。
以前は、「超アルカリ電解水 + ドライウエル数滴」を使っていたと思います。
しかし、実はこのドライウエルは良くない事がわかりました。
ドライウエルを使うと、盤の表面がベタ付いて乾きません。
生乾きの状態で盤を内袋に入れると袋や盤の表面に縞模様が付いてしまいます。
(何でもっと早く言わなかったのだと怒られそうですが)
そこでドライウエルを使う事を止めました。
単純に、水洗い→マイクロファイバークロスで拭き取り。この時「厚手のトレシー」を使っています。
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その後、超アルカリ電解水を「JKワイパー」(クレシア製)に浸み込ませ、盤面を磨きます。
今回、この「JKワイパー」がポイントです。
「JKワイパー」は「キムワイプ」同様にケバ立ちや紙粉が出ないローリントペーパーです。
クレープ加工してあるため、キムワイプよりも柔らかく厚みも有り、盤面に優しいです。
拭き取り性能も良く使い易いです。1枚を8つ折りにして使います。
「キムワイプ」も試してみましたが、キズが付きそうで少し怖かったです。
「JKワイパー」では多少強めに擦っても大丈夫でした。
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ホームセンターでも置いてあるところが有ります。
他の同等品が使えるかも知れません。ローリント、クレープ加工、添加物無し。
私は、ホームセンターで見つけたので、この「JKワイパー」を使用しています。
また、超アルカリ電解水は添加物の無いものが良いです。私は「pH13.2」の物を使っています。
その後、レコード再生をします。
すると、、、。
溝に埃が溜まっている場合、この様にチリ、ホコリが浮き出てきます。ビックリするくらい浮きでる盤も有ります。
こんなに溝に溜まっていたのですね。汚れ具合がわかります。
因みに、「超音波洗浄」とか「世界最高レベルのマシンでクリーニングしました」と謳う中古レコードショップから購入した諭吉越えのレコードでも、この状態になりました。
これを昔から良く知られたオーディオ・テクニカ AT6012などで拭き取ります。クリーニング液は不要!。
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すると、この様に見事になります。
レコード針の針先にも埃が着きますので、これもスタイラス・クリーナーで拭き取ります。
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私は面倒なので、液が無くなった後は無水エタノールを補充して使用しています。
これでもレコード盤面の溝が完璧にならなくて、次に再生した時もまた僅かに針先に埃が付着する事が有ります。
元々綺麗な盤は、この「超アルカリ電解水」を塗ってもチリや埃は出てきません。
綺麗になったレコードは、ベールがひと皮むけた様な見通しの良い鮮度の高い臨場感ある音で聴くことが出来ます。
超アルカリ電解水を使うので静電気の発生もありません。
この方法を行うことで、私は最近では高価なクリーニング液は使用していません。
注意としては、レコード針で埃を掻き出す事になるので、大事な針先を痛める可能性があると言う事です。
心配であれば、掃除用針と再生用針を分けた方が無難でしょう。