早いもので、今年も残す所あと僅かとなりました。
恒例の今年の振り返りと成果を書いてみたいと思います。
オーディオ関連では、主に、前半は「直熱三極管 45シングルアンプの製作」、後半は「プリアンプの改造」でした。
※それぞれの詳細については、記事一覧からアクセスして下さい。
①真空管45シングルアンプの製作と完成。
私の場合、シャーシの加工など最初から作るのは大変なので既製品を改造。
そこで、サンオーディオ製「SV-2A3」を購入し「45」が使える用に設計変更。
今までの経験を活かし、ブロック毎に左右独立のローカル電源(デカップリング)を持たせ、少量のNFBも掛けました。
部品選定に当たっては、過去の経験を踏まえ聴感上で良いものを使用。
その結果、素晴らしい(自賛)、満足のいくアンプに仕上がりました。
改造の経緯については、年初から3月まで22回に渡り投稿しています。
さらに直近では「45」の原型であるナス管「UX-245」(1930年頃の物)も入手し比較。
「RCA UX-245」の音の素晴らしさに感動!!!
今は常用のアンプとなっています。
その他の球は
ドライブ管: TUNG-SOL製 VT-231(6SN7GT) (Round Plate/Black Glass)
整流管 : Rogers製 5X4G
です。
このアンプの音は、以前作った「WE421A」と傾向が似ていて、骨格が太く中音に張りが有り、定位もしっかりしています。
これはプレート形状が似ているからでしょうかね。
「300B」「2A3」はプレートが大きいため、音が甘くなる様に思います。
どちらが良いかではなく、好みでしょうけど。
②プリアンプの改造。
a)ライン・アンプ
6DJ8(E88CC)系を使った差動アンプ化。回路は「ぺるけ式」をデッドコピー。
但し、定電流回路にはソニーのFET 「2SK43」を使用。
ここがポイントで、定電流ICではノイズが多くて使い物にならなかった。
今はWest Cap等の部品も馴染み、良い感じになっています。
b)イコライザー・アンプ
「Marantz#7型」は奥が深いです。
今回、スタガ比の見直しやカップリング・コンデンサーを再選定。
その結果、より一層レコード盤の素晴らしい音を引き出せる様になりました。
③ソニー製55V Android TVを購入。
今までリビングで使っていた東芝製レグザが急に映らなくなったので、急遽購入。
原因は、何てこと無い「B-CAS」カードの故障で、新品に交換後は復活。
しかし、おかげでオーディオルームに「レグザ47V」を設置する事が出来た。
これでオーディオルームでもBD、DVD、TV録画番組を大画面で観れる様になった。
④ネットワーク環境の見直し。
本件は、未投稿でしたが、実は通信回線業者も変更しています。
今迄は『AU光』でしたが、『MEGA Egg』に変えました。
『MEGA Egg』は、中国電力が提供する光通信ネットワークです。
まだ加入者がさほど多くなく、混雑時でも速度低下が少ないのが利点です。
我が家は『NTT光』⇒『AU光』⇒『MEGA Egg』と変えてきたので、屋内へは光ファイバーが3本引き込まれています。実際に使っているのは、今回の『MEGA Egg』のみ。
そして、この機会にWifiルーターの設置場所を2Fに届き易い位置に移動。
で、通信速度はと言うと、今迄80Mbps位でしたが、200Mbps位になりました。
ちょっと快適。
それまで、中継器の増設やAPの増設を試みましたが、結局、帯域の取り合い、干渉するだけで、良い結果にはなりませんでした。
⑤その他
・DAC(DAS-703ES)を修理・部品換装。
・ミュージック・サーバーにSSDを導入。
・ブルーレイ・プレーヤー(UBP-X800)の改造。
などを行いました。
来年もやる事が沢山有りますので、年明けに2022年の計画を書きます。
それでは、良いお年を~!!!