1579(6SL7)を使い始めてから約50時間が経過しましたが、その間、この球に変化がありました。
使い始めは1本だけがハーモニック・ノイズを発生、頭を叩くとスピーカーから「ボン、ボン」と音がしました。
しかし、これは30時間後位に解消。金属板、マイカ板、ガラス管が馴染んで来たのでしょうか?
音質に関しては、使い始めに感じていた音のザラツキ、煩さは抑えられ、今では繊細で綺麗な音になりました。
それぞれの楽器の存在感、音の空気感も良好。流石、宇宙航空機器用、宇宙空間を感じる音(笑)。
この球は低域から高域まで良く伸びており、低音も締まりが有って中域から高域にかけて素晴らしい透明感の有る音がします。
コスパ最高! 恐るべしロシア管。
以前、1年前にFOTON製6N8S(6SN7)を使った時と同じ感覚です。
ロシア管って、余り良く思わない人が多いですが、航空機用等の高信頼管は使ってみる価値有りですね。
今日は、ピンクフロイドのライブCDを買ったので、それを聴いています。
ピンクフロイドのCDって、全体的に音が籠っていて暗くて音質が良いとイメージが無かったのですが、これは2019年にその時点で考えうる最高技術でリミックスしたと言うだけあって音質が良いです。演奏内容はロジャー・ウオーターズが抜けた後の新生ピンクフロイドの初のワールドツアーで気合が入っていて最高です。「PULSE」(2005年DVD)も持っていますが、音質はそれよりも良好!ひとつひとつの音の分離が良くクリアーです。音域も広く、臨場感が有ります。内容的には「PULSE」はアルバム「狂気」の完全再現収録となっているので、ピンクフロイド好きなら両方持っておく必要がありそうです。ギルモアのギターの音が綺麗で会場全体に良く響いています。やっぱりピンクフロイドの音楽はスタジオよりも広い空間での演奏の方が臨場感が有って良いですね。早く買わないと手に入らなくなるかも?
因みに、CD + Blu-rayのBOX setも有りますね。コアなファンならこちらかも。
アラン・パーソンズがレコーディング・エンジニアを務めた名盤中の名盤「狂気」のレコード(UKオリジナル盤を所有)も良いですが、こちらも良いですよ。
そして、今まで何度も聴いた和物ボーカルでも、感情を込めた微妙なニュアンスまで聴き取る事が出来ます。思わず「ゾクッ、。」と鳥肌が立ちます。
何度も紹介している、こちらのCDです。
テレサ・テンのCDの中では、内容、音質とも最高の1枚と思います。
ミックス、マスタリングは、MIXER'S LABの「内沼映二さん」や「菊地功さん」が手掛けられたのかな?
菊地さんがマスタリングを手掛けられたアルバムは音質に間違いはない。中森明菜の「ラブ・ソングス&パップ・ソングス」もベスト盤の中で最も音質が良い。
日本で絶頂期のテレサの歌声を聴く事が出来ます。バックバンドも一流揃い。
今年で生誕70年になるのですね。。。