今年も残すところ数時間となりました。
この1年の私のオーディオ関連の取り組みを振り返りたいと思います。
①WE 421A PPアンプの完成。
出力トランスの変更とWestern Electric製421Aの採用。
遂に完成しました。ウェスタン・エレクトリックの音は格別ですね。
音が明瞭で芯が有ります。音声を聴く人に確実に届けるって感じです。
今はこのアンプでJBL LE14A+LE175を鳴らしています。
LE14Aの重いウーハーを悠々と揺らします。WE421Aの低内部抵抗の成せる技でしょう。
②6C33C シングルアンプの音質改善。
NFBの調整で音が活きてきました。
今までは音質的には優等生でしたが、今一つ元気が無く、聴いていて心が弾まなかった。
出力段のカソードパスコンも交換しました。今まで聴こえなかった音が聴こえる様になりました。
③AVアンプの導入。
TV番組のAAC音源のデコード(AAC5.1chも)のため、中古のSONY製 DA-3600ESを購入しました。
HDMI for Audioでの再生が可能になり、DTS-HDの音質を我が家のシステムで確かめる事が出来た。
『Blu-ray Audio Disc』や『ネット配信ラジオ番組』も楽しみました。
④カセットデッキの修理。
ティアック製V-5010の修理に再挑戦しました。
少しでも音質改善が出来ないかと、再生ヘッドアンプの改良にも取り組みました。
差動回路と定電流回路の再勉強になりました。
基板裏がこんな事になってしまいました。
カセットテープの音は厚みがあり、懐かしい音がします。
でも、同じアナログ音源のレコードと比較すると限界がある様に思いました。
⑤ビデオテープの映像をデジタル化。
若かりし頃に録画したベータやVHSテープの懐かしい映像を見る事が出来ました。
永久保存版はデジタル化完了。
⑥その他
1)今年もまたひとつ音質の良い部品に出会いました。Sprague Extralytic 600D。高分解能です。
2)音の良いレコードにも出会いました。
ノイマン製カッティングシステムを使用したソニーのアナログ・レコード。
こうやって振り返ってみると、今年も色々な取り組みが出来たと思います。
来年は新しい真空管アンプ作りに挑戦です。すでに取り組み始めています。
それでは良いお年を!。