一ノ宮訪問シリーズ
常陸の国一ノ宮
鹿島神宮。
万城目学の『鹿男あをによし』を読んで依頼
ずっと訪れたかった。
立派な楼門。
なぜか相川七瀬が観光大使をつとめていたり
クレジットカードを発行したりと
目を引く活動が多い。
ちなみにこの楼門
福岡の筥崎宮、熊本の阿蘇神社と並んで
日本三大楼門と呼ばれているのだとか。
とにかくそのくらい立派ってことで!
夕方ということもあり
静かな拝殿。
この奥は
さらに静かな奥参堂。
地元キャラクターのぼくでんくん。
同時期の剣豪に
柳生新陰流を興した柳生石舟斎がいるが
石舟斎の師である上泉信綱と
師弟であったとかなかったとか言われるのが
この塚原卜伝。
なんと鹿島神宮の神官の息子だったらしい。
鹿島というだけあって
神様の乗り物鹿園も広い。
スサノオを祀る末社。
神域の中核部
奥宮へ到達。
タケミカヅチの神を祀る。
タケミカヅチの神は
武力の神であり
日本神話の雷神。
出雲の国譲りにおいて
剣や氷柱を駆使して国つ神を駆逐した
バッキバキに恐ろしい神様だ。
そして今回のメインイベント。
この奥宮の奥の奥に
鯰を抑える石があるという・・・。
鯰を抑えるということは
取りも直さず地震を抑えるということだ。
さっそく神域最深部へ歩を進める。
人気のうせた森の奥でとうとうたどり着いた。
これが鯰を押さえ
地震から関八州を護る
要石だ!!!
昔の人はこういうことをよく思いつくなぁ・・・。
これからもしっかり鯰を抑えておくれ・・・。
帰りはわき道から坂を下って
境内に沸く御手洗池へ寄り道。
飲用の際には煮沸して・・・とあり
どうぞどうぞの雰囲気をつくっているものの
きちゃなくてちょと飲む気が起こらないっていう・・・。