はちまき(神田) 2022年05月16日 | 揚げものをいただく 天丼を頂く。名にはともあれ江戸川乱歩先生御用達という看板が目を引く。海老にキス、イカ、蓮根、ピーマン。カラリと揚がって800円。目の前で職人さんが揚げてくれる。素晴らしい専門店。
珍々軒(上野) 2022年05月14日 | いろいろいただく 炒飯と餃子を頂く。ファッサファサの卵炒飯。これはうまい!濃いめ酸っぱめのスープつき。化調たっぷりめで旨味が強く完璧な卵コーティング。これは家庭じゃ再現不能。餃子はちょい大きめでパツパツの具沢山。もっちり厚皮。コロナが明けて上野はどうしようもな人々でむせるような混みよう。椅子を並べて酒をあおる人々で路上は埋め尽くされる。『人生には飲食店がいる』いい言葉だ。
シャンゴ(高崎) 2022年05月11日 | 麺をいただく シャンゴ風を頂く。あまっ!うすーいカツレツのうえにミートソースのようなおもいデミグラスソース。なんと表現したらよいのだろう。なんか覚えのあるこの味。そうだ。小学校の給食で食べた八丁肉味噌ジャージャー麺だ...。しかも濃い口。もはや名古屋メシといったほうがしっくりくるレベル。食後にティラミスとエスプレッソドッピオ。上州人はベスピオというご当地スパゲティをイタリア料理と信じているらしい。次の機会に試してみよう。
周郷(新橋) 2022年05月10日 | 麺をいただく 13時にならんで完食は14時。噂通りカウンター5席。特製つけ麺を頂く。なんて丁寧に作られた一杯なんだ。この神々しさに箸をつけるのを一瞬躊躇してしまう。繊細なさっぱり淡麗系ですよ〜と店の雰囲気はそう言っているにも関わらずカウンターを飛び越えてやってきた一杯はセメントよりもセメントなゴリゴリ系。これは騙された。締めの一皿というのがまた凄まじくスープで割ったのとは別に薬味、お肉、お米が提供され雑炊にしてお召し上がりください。とそういうのだ。もはや首を垂れるしかない丁寧っぷり。
狂犬の眼(柚月裕子) 2022年05月09日 | よむ なにこれ大傑作じゃない!読み物としては孤狼の血よりおもしろい!前作にない「かっこいいヤクザ」を描きすぎるのはちょっとファンタジーだけれども秀逸なのは前回同様にプロローグの使い方。プロローグの意味がわかった瞬間になんなんもうっ!てなるやん。でもう一度読み返しちまう。この伏線のうまさが前菜にして至上の主菜。前作と異なり時代は平成に入っており昭和の香りは控えめ。この辺りが続編の映画化に際しオリジナル脚本を用いた所以か。