僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

カイラス(神泉)

2024年09月19日 | カレーをいただく

ちょい甘めの町場のスタンドカレー。
中辛もできるみたい。
道玄坂のてっぺんにありオープンから列ができるほどには人気。
カウンターのみ7席。
コロナ式にアクリル板で仕切られているのは
捨てるのにも有料だから。
てところかしら。

カツカレー大盛を頂く。
カツカレーご飯少なめが一番人気。
逆に大盛はちゃんと大盛りってこと。
一口カツが4枚もいるのはすげえけど
逆にソースは具なしのプレーンタイプ。

野菜カレーだといろいろごろんごろんしてるので
野菜にトッピングが正解と見た。
なお一口カツは歯応えがありすぎて噛みきれず
さりとてスプーンでも切れず
なかなか食べにくい。

280円のかけそば屋のような雰囲気で
ハンドメイドではない揚げ物を
ハンドであげてゆく。
中辛にするとソースポットで提供されるようす。

味噌っ子ふっく(荻窪)

2024年09月18日 | 麺をいただく
オープン前から行列のできる
中央線きっての味噌名店。
味噌ラーメンとチャーシュー丼を頂く。
この暑さではなんともありがたすぎる
サーモスのカップ。
これだけで最上級のホスピタリティを感じることができる。
深みのある丼に
並々注がれた最上級にあまーい味噌スープ。
味噌はもちろん
生姜やニンニクも濃厚。
なによりも溶けだした玉ねぎの甘さが強烈。
丁寧な仕事ぶりが光る
炙りチャーシュー。
さらにその炙りチャーシューまみれとなった
チャーシュー丼。
味噌スープをかけて頂くお茶漬けチャーシュー丼も
言わずもがな秀逸。
いままで味噌のトップは
札幌すみれと興津一元だったが
ここに荻窪ふっくが加わり
日本三大味噌ラーメンとなるのであります!

残像に口紅を(筒井康隆)

2024年09月16日 | よむ

初めての筒井康隆。
1989年の作品ながら
2017年の読書芸人ブームにより
カズレーザーが紹介したことで
話題となり
さらには2021年にもネットで話題となって
なんどもなんども売れているのだそう。
ちなみに幽遊白書にでてくる海藤の能力
「禁句(タブー)」の元ネタでもあり
これは1993年の話。
と、その実験的手法から話題に事欠かない一冊。
やっていることといえば、
使える文字を制限しながら
空想随筆を進めるというもので
内容はともかく
こんなことができるのか!
という実験設定の驚きに満ちている。
とはいえその仕掛けが全てと言っても過言ではなく
随筆の内容自体はなんともいえない仕上がり。
おりしも「僕は明日、昨日の君とデートする」
をみたばかりであり
逆から読み進めて
言葉の増加とともに
ビッグバンのように爆増する表現を楽しむのも面白い。

パークバーガー(長後)

2024年09月15日 | ハンバーグをいただく

アボカドチーズバーガー
自家製レモネードポテトセットを頂く。
カウンターとテーブルで20席以上。

田舎の雑居ビル2階の白基調で簡素な落ち着いた雰囲気。
バンズさっくりは好みの作り
チーズの芳醇な味わいが強い
クリーミーなチーズの味わいの他にソースがないので
店の雰囲気同様に
簡素な味わい。

レタスとトマトもたっぷりで
ボリュームもある。

なにぶん簡素なため
味が単調で
新しい発見や驚きに乏しいのが勿体無い。

レモネードはスライスレモンたっぷり。

ガッシガシにフォークですり潰して頂きましょう。

かっぱ(駒澤大学)

2024年09月14日 | いろいろいただく
煮込みとごはん大を頂く。
すげえ、煮込みが勝手に出てくる。
ごはんの大並小を選ぶだけ笑。
ビールすら発注させてくれない笑。
皿の縁からこぼれながらやってくる
根菜たっぷりの煮込みは
そのこぼれっぷりすら様式美といえる笑。
もつ煮ではなく
牛丼のあたまを肉豆腐によせた感じで
もちろん白米との相性抜群というか
ビールがない以上、
定位置はここ以外ありえないかと。
よく煮込まれてはいるが
素材の味を殺さないように少しあっさり目の味付け。
なんならお新香の方が濃い味。
具沢山でうまし!