5月6日

2007-05-06 01:09:21 | Weblog

    (霧島躑躅  館林 つつじが丘公園)


     
      日ノ本や深山霧島まつさかり



昨日5日は子供の日、ホームグラウンドの句会に大宮へ
道すがら、電車の車窓からも大宮へ到着してからも
鯉幟を見ていない。
少子化、マンション化も有るだろうが、大人が子供達の
ために伝統を繋いでいかなければと心配に思う。


今回の句会のお題は「夏めく」「万太郎忌」
佳句ぞろいに選句が大変だった。
選評は「なんとなく、いい」では通らない連衆である。
選に入る時から、それも意識の内にあり、
選に対しては絶対的なサポーターになって
擁護論を述べる。
ある方の影響も有るが、自分だけが選に採った句に
喜びを感じて、得意げに発表する私なのです。
この句会も4年目を迎え初めて満票、特選句が出る。
差障りがあるので後日、ころころの選と選評を載せる
事にしますが・・・・
忌日俳句は季感も薄く詠むのにも、鑑賞するのにも
難しい。ましてやそれほど近しい人の忌日で無ければ
詠み手の類想はあまたなるもので、そこを突き抜けた
句は満評を得るほどの秀句となりえる。

今回の披講をたのまれたMさん。
素晴らしい披講でした。披講によって、また清記によって
句が生かされる場合があります。これは連衆それぞれが
勉強していかなければならないでしょうね。


句会の後に見せていただいた。はー様の裂き織りのバッグ
いつもながら見事な出来ばえです。趣味の段階は超えて
いつでもショップ店主になれるほどの作品です。
我が句会にはいろいろな達人が居り、一事が万事感性豊か
なる連衆です。


   裂き織りの綾にふれたる涼しさよ


   裂き織りやいつかの夏を懐かしむ


**句友に促された飯田龍太の追悼句やっと詠めました。
    句の出来栄えは兎も角、私の思い出せたと思います


    吾には見ゆる春日中なる龍太星




 

コメント
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