( 熊野神社 川越まつりの山車)
すれちがうたびに昂ぶる山車囃子
毎朝、その日のブログの写真を選び、起きぬけで
詠む一句に、後ろ髪を引かれながら出勤しています。
今朝も出勤の車の中で「すれちがう」がどうも引っ掛って
いました。すれちがう=誰と誰が?誰と何が?何と何が?
客観的に自分の句を見られるうちはまだ良いのかも
知れませんがね。そこで少し推敲をしてみました。
曳きちがうたびに昂ぶる山車囃子
この推敲で山車と山車との行きちがうことが詠めた
でしょうか?
推敲した反面、言い過ぎてはいないかとも
感じているころころです。
この壮大な川越祭(氷川神社の例大祭)は
毎年10月14、15日に執り行われる秋のお祭です。
川越城主、松平伊豆守信綱が祭礼用具を寄進したこと
から始まった350年の歴史のあるお祭で、
写真のような山車が各町会28基もあるようで、山車には
囃子方が乗り込み、山車どうしが出会うと、互いに向き合い
相手に自分達の囃子を披露する「曳っかわせ」という場面
はこのお祭のクライマックスで囃子もいっそう激しく
急テンポになって観衆と一体になります、
是非、一度ごらんください。