(カクテル 赤塚植物園)
ほの風に紅の遊べる一重薔薇
羅や葉書の重さふところに
朝から体が痛い・・・
スポーツの翌日に筋肉痛が出るのは若い証拠と
よく聞くが、これが二、三日残るはず。
日頃の運動不足はまちがいない
一昨日のブログに対して友人からメールが届いた
「多作に得られるもの」を教えて欲しいとあったので
今日は少し書き加えてみます。
多くを詠めば多くを捨てられるということでしょうか?
例えば私の経験した1題50句吟となると、頭や心にある
ものすべてを駆使してもそうは詠めるものでは有りません。
つまり1題に想をすべて吐き出させて、自分の視野の狭さを
自覚することで、足りないものが分かってきます。
2~3句詠むだけなら、その詠んだ景色に固執して、たとえば
月並みな発想から抜け出る事は難しく、それらを幾らひっくり
返しても、佳句には程遠いものとなります。
人の感覚、視覚はそれほど違いは有りません。
類想、類句は当たり前と思うべきです。
そういうものを捨て去って、補ってゆくうちに自然と
自分なりの視野、視角ができてくると思っています。
よく「詠めない」と聞きますが「詠まない」のほうが当たって
いるのではないでしょうか?
どうぞ、多くを詠んで多くを捨てて下さい。
何より多作の効果と見られるのは、吟行に強くなりますよ。