KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

今回の選挙で思ったことずらずらと

2009-09-01 00:06:50 | ニュース

 衆議院選挙の結果、凄いことになりましたね。前回(2005年)は自民圧勝だったが、今回は一転、民主党が308議席と大躍進。風は4年前とまったく正反対に吹き荒れたようで。これで政権交代、そして二大政党のはじまりだともいうのだが、また著しくバランスを欠いた二大政党になりつつあるようで(続きは最後のほうで)。

 ところで、ぼくの住む地域の選挙区(神奈川8区)は、自民VS民主の一騎打ちではなく、TVでも有名な江田けんじ氏(みんなの党)が当選した。駅前で街頭演説、というよりはマニフェストを配るほうに専念していて、一応握手もしたけれど。

 そういえば駅前の選挙活動も昔と違っているみたいで、演説しているよりパンフ(マニフェスト)を配ったり、「本人」と書かれたのぼりがあったり・・・、「本人」のぼりはかえって存在感薄くさせているような気がするのだが。びっくりしたのは、ある日の深夜、終電車で帰ってきて駅に降り立つと、小声で「お帰りなさいませ~」と言いながらマニフェスト配っていた某党候補者をみかけた(この方も今回の嵐で議席を吹き飛ばされたようです・・・)。

 今回、これだけ大差がついたということは、おそらく国民の声というのはこういうことになるのだろうか?

『今までの自公政権にはほとほとウンザリだ。首相は何度も替わるし、時に資質のない人間が大臣になったり、何度失望させられたか。といって、野党もガーガー批判ばかりするだけで、このままでは何も発展しない。それなら一度、野党と与党をひっくり返してガーガー批判ばかりするお前ら(今までの)野党に、政治の重圧をいうものを存分に味あわせてやろうではないか?果たして無事に務まるのかねぇ?』

・・・賛否両論、当然あると思いますが、これから有権者一人ひとりが情勢を見守っていき、必要に応じて選挙で意見を投影させるのが一番いいのです。

 しかしこれから新しい政権が発足して、注意すべきことは、巷で言われる「財源」などではなく、「北朝鮮」と「教育」だと思うのだが(勘のいい方はピンとくるだろうからこれ以上は書きません)。

<おことわり>

 この回に限り、コメント、トラックバックができませんので、ご了承願います。

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国政にいま思うこと(たわごと含む)

2009-07-13 20:50:51 | ニュース

 なんだか本当に政権がひっくり返りそうな予感もしないではないが・・・。

昨日の都議選ですけど、9時からやっていた選挙速報見たら、野党民主党が大躍進し、逆に与党自民党は大敗。その前からの地方の主な首長選挙でも敗北を喫している自民党、国政と地方選は無関係などと強がっていても、結局解散を打ち出してしまった。投票は予定で8月30日。もしかするとこの日を境に、日本の方針が180度転換するかもしれない!?まぁそこまではないだろうな、日本人だから。

でも自分は都民じゃないので、直接自分の民意は反映されてないんだけど。

国の政治がどうのこうのというよりも、最近ぼんやりと思ったことをちょっと書いていこうと思う。

 先日ニュースにもなった、宮崎県の東国原知事(以下、そのまんま氏)による、自民党総裁を条件に国政への参戦表明をしたが、これも昨日の都議選の結果で再考を迫られている感じにも見えるが・・・。この件に関して、もし本当に党の総裁になっていたら、という仮定で、こんなことを考えていた。

 映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の中で、過去にタイムスリップした主人公の少年が、30年前の科学者ドクと初めて対面したとき、ドクから「お前の時代の大統領は誰だね?」と言われ「ドナルド・レーガン」と答えたとき、科学者が「ドナルド・レーガン!あの俳優のか!」と驚いたシーンを思い出し、同じようなシチュエーションでもし80年代にタイムスリップしたとき、こんな会話になっていたかもしれない。

A「お前が来たという20xx年の総理大臣は誰だね」

B「そのまんま東」

A「なに!そのまんま東!!たけし軍団で、フライデー事件で逮捕された、あの東かね!」

・・・なんてことになるのかしらね。

もうひとつ。

 最近、幸○実現党なる政党が毎朝駅前で演説しているのを見る。某宗教団体が母体となっているそうで、「某国のミサイルから国と国の未来を守る」とか「消費税や贈与税を廃止する」と高らかに歌い上げる。もし実現すればこれほど素晴らしいものはないのだが、先日この党のチラシが家に入っていてそれを読むと、減税について「・・・世界中の大富豪を日本に移住するよう促す」?

・・・なんだか他力本願な気もするのですが、大丈夫でしょうか?

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またひとり、逝く

2009-06-26 23:59:27 | ニュース

 最近朝起きてTV点けると、思わず「ウソだろっ」と言いたくなるニュースが飛び込んでくることが多い気がする。今朝も(すでにブログでも沢山書かれてるだろうけど)歌手マイケル・ジャクソン氏が心肺停止で病院にかつぎ込まれたとの報せに驚いた。蘇生措置が行われたが、結局帰らぬ人となってしまった。

 マイケル・ジャクソンの音楽は、大ヒットした「スリラー」などしかぼくは知らない。ジャクソン5もほとんど知らない(というかまだ生まれてないし)。それほどのファンではなかったにせよ、音楽やっている人にとって知らない人はいないはずだと思っている。ただ最近はいろいろな醜聞や裁判沙汰などで音楽活動がほぼできない状態だったようだ。来月復活公演を予定していたのだが、その矢先での訃報だった。ファンや音楽好きには大変残念な話だが、一番残念に思っているのは、亡くなったマイケル氏本人ではなかろうかと思うのだが。

 ここ1、2ヶ月の間に、同 じような形で悲報の第一報に接した人が多かった。忌野清志郎さん、三沢光晴さん、そして、マイケル・ジャクソンさん・・・。あとTVで流れたかどうかは不明だが、ベンチャーズのボブ・ボーグル氏も亡くなられたと、電車の中でチラ見した新聞記事で見つけた。皆かつてそれぞれの時代を築き、いつも憧れでもあった人々が、こうしてある日突然いなくなる。それは寂しく、悲しく、そして信じたくもない、そう思うだろう。しかしそれでも事実を受け入れなければならない人の心というのは、何とも弱く、そして、なんと強いことか。

 そんなことを思いながら、残された人々は、故人の思いをそれぞれの胸に秘め、生きていく。人生とは、その繰り返しなのだ。

 書いていて思いだした。

 坂本龍一氏の「Behind The Mask」、これも後年マイケル・ジャクソンが取り上げて詞を追加したそうだが、どんな曲だったんだろう?今アルバムは品薄らしいから、時間経ってから覗いてみようかしら。

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あんまり期待してません・・・実は

2009-03-04 23:00:06 | ニュース

 きょうは久々にニュースの拾い読みです。

 いわゆる「定額給付金」を盛り込んだ2008年度2次補正関連法がようやく成立し、これで某党の念願だった定額給付金を、国民がようやく受け取れることになった。その間、いろんな問題やらトラブルやらあり、国民の側ももらう、もらわないで二分していたようだけど、いざ成立したら約75%の人はもらうというのだから、律儀というか、ちゃっかりというか。

 ぼくも貰えるのなら貰いたいさ、そりゃ。だけど1万2千円じゃ模型の車両セット買ったら多分なくなっちゃうし・・・生活の足しにはとてもなりそうもないなぁ。

 だとしても、現政権、麻生内閣の支持率はいまや10%台、解散も時間の問題と思われた矢先、こんどは野党第一党の民主党、それも小沢代表にトラブルが・・・政党支部への違法(?)献金で公設第一秘書が逮捕される事態になってしまった。

 民主党って、国会でも詰めが甘かったり、追いつめる直前に自らのスキャンダルで失墜することがホント多い気がする。前回もかの偽メールで自滅しちゃってるし・・・。会社員であり、労働組合にも少しだけ首を突っ込んでいる現在の立場上、党を応援することにはやぶさかでない。鉄道ファンの党幹部もいることだし。だけど今の体たらくじゃ、いくら選挙で勝って政権交代がもしできたとしても、果たしてちゃんと実行できるんだろうか?国民の期待にこたえられるのか、余計不安になってしまう。ま、消極的に応援したってしかたないけどさ。

 ここからはちょっと期待してもイイかな、ということを。

 今年、無期限活動休止宣言したCHAGE&ASKAのCHAGE氏が、「五輪招致のテーマソングを作る」と発言し、その中で、7年以内にチャゲアスも復活させたいとコメントしたという。

 これが実現したら、1月の騒ぎは一体何だったのだろう?という思いも残るけど、あまりバンドとか、コンビとかの固い枠にとらわれずに、CHAGE、ASKAが思い思いの演奏を続けてくれるなら、ぼくはそれもアリなのかな、と思っている。

 その前に、2016年の東京五輪が実現するかどうか、そっちの方が大事じゃないのかね、と思いますけど。

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オバマ大統領就任に思うこと

2009-01-21 21:52:04 | ニュース

 アメリカでは、黒人初となる、バラク・オバマ氏が第44代大統領に就任しました。今朝のニュースはその就任式の模様をVTR(実際日本時間は未明だったので)でどの局も放送していたな。そのときの演説の要旨はこちらにリンク貼っておくこととして。

 人種のるつぼとまでいわれるアメリカ合衆国、それゆえ、民族性が比較的薄く、国を纏めるためには「理念」によってでしかないという意味では、黒人が大統領になるのも本来不思議ではない話(むしろそうあるべき?)なのだが、長い長い差別からようやく脱却の兆しがみえてきたことで、ようやくそのときが来たわけだ。金融恐慌に端を発した経済の悪化、紛争といった歴史的諸問題を解決する、良い機会になるのではという気がする。むろん、所信表明演説がすべて実現したらの話ですが。

 アメリカ国中が彼に注目するのは、さきの国の背景もあるが、まだ47歳と大統領としては若いことや、敬愛するリンカーンとキング牧師になぞらえた就任までのパフォーマンスも魅力の一つになり得たのかもしれない。とにかく、堂々としているのが印象的だ。

 それにひきかえ、漢字や言葉の使い方が少々不得手な某総理大臣や政治家の揚げ足取りばかりの国会のニュースには、もういいかげんうんざりだ。早く解散総選挙やって国民の信を問えとは、ぼくは言いませんが、法案を提出したり見送ったり否決したり無視したり、と何にも決まらずに意味ない議論を続けることがはたして国益になるんだろうか?

 雑学や漢字のクイズをTV番組で観るのはいいが、それを国会でやるのはどうなのかな~。

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才能はいつまで続くのか

2008-11-04 23:22:11 | ニュース

 朝目が覚めると、信じられないようなニュースに出くわすことが、最近多くなった気がする。きょうもそうだ。TVつけると、いきなり「小室哲哉氏逮捕か」と報じていて、何事かと目を疑ったが、結果本当にそうなってしまった。

 それこそ一昔前、大学時代はどこへ行っても「小室サウンド」を聴くことができた。globe、trf、H-jungle withTとか・・・似たサウンドばっかりで少々飽きてもいたのだが。でも今もたまにカラオケで渡辺美里の「MyRevolution」歌うこともあるんだよな・・・。

 それから10年経って、まさか借金まみれの生活、そしてきょうの詐欺容疑での逮捕なんて、想像つかなかったに違いない。しかし一時代を築いたあとの数年は、事業拡大の一方でヒット作が出ず、それを追うかのように事業も悪化していく。離婚慰謝料や借金返済に追われ、揚げ句の果てに、自分の楽曲全部の著作権を投資の対象にしようとしてしまう。しかしそれも結局ウソだったわけで。

 本人も罪を認め、十分反省しているようだけど、彼にとって悲劇なのは、やはり「ヒットする音楽が作れなくなった」ことだろうとぼくは思う。

 音楽を作るだけなら誰でも出来そうだが、それを「商品」としてヒットさせ、成功させるには、やはり「才能」は欠かせない。それは音楽だけではない。いかにヒットさせるかというプロデューサーとしての才能や、商売として成り立たせるためのビジネスの才能など。

 そしてもう一つ必要なのは、「時代の空気」をつかむことと思う。飛ぶ鳥を落とすような勢い、ブームと呼ばれるものは、いつまでも続くとは思えない。時代を超えてヒット曲を産み続ける音楽家やアーティストと呼ばれる人達は、時代時代に合わせて、あるいは先取りして、どんどん変化していく。この点に関して、小室氏のサウンドは昔の「TMネットワーク」サウンドのインパクトがあまりに強すぎて、変化しにくかったのかもしれない。結果、時代にあった曲が生み出せなくなったことが、最大の原因なのかと、ぼくは勝手に考える。

 ここで思う。ぼくはいつまでものを作り続けることができるだろうか?

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麻生首相誕生に思うこと

2008-09-24 21:33:24 | ニュース

 今夜、麻生内閣が発足したそうです。閣僚の顔ぶれとか、どんな政治運営をするのか、あるいはすぐに解散総選挙に打って出るのか、その辺の批評はニュースや専門家の方々にお任せすることとして、ぼくなりに思うことをここでは書きます。

 麻生氏といえば、「マンガオタク」としても有名で、秋葉原のオタク文化にも理解がある(ように思う)が、先日所用で大雨降る日に秋葉原へ出かけたとき、ビルの壁にでかでかと麻生氏の似顔絵が掲げられていているのを見た。麻生氏を勝手に応援するグッズを販売する店の看板らしいが、もう閉店されているようだ。

 もうひとつ、これは非常にパーソナルな話になるが、今でこそ仕事の関係で静岡・三島に住んでいますが、ぼくの実家は川崎市の麻生区にあります。役所に行くと、戸籍謄本や住民票などの申込用紙の見本に「麻生 太郎」と書かれていて区役所側が複雑な心境だという記事をどこかで読んだけど、ただこれはふりがなが「アサオ タロウ」(区名も「あさおく」)なので、あくまでも首相本人とは関係がないように思うのだが。

 場合によっては史上最短な内閣に終わってしまうのか、はたまた長期政権を保つのか?ぼくにはまったくわからないけど、前回・前々回のような「ぷつっ」と糸が切れたような唐突な終わり方だけは避けて欲しいなぁ。

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総理大臣は簡単に辞められるものなのか?

2008-09-02 00:18:34 | ニュース

 家に帰ってニュース見ていたら、突然キャスターが急に慌ただしく動き出し、「福田総理辞任」の第一報と記者会見を中継していた。あまりに突然なことで、2時間近く経った今も、いろんな人が右往左往している様子ばかり映している。

 最近は連立与党の公明党ともぎくしゃくしだし、といって野党のいう「解散・総選挙」が使えない(今使うと確実に政権がひっくり返ってしまうからだろうと思う)。野党、あるいは連立与党との政治的駆け引きに疲れ、そのため審議もままならず、自分ではもはや政権を運営できない。それならばと内閣総辞職に踏みきり、新内閣のもとで今度の臨時国会で議論してもらおうというのが、ニュースから読みとれる総理辞任の趣旨だ。かなりの苦渋の決断だという雰囲気はあるけれど、政権投げだしと批判されても仕方ないのではとも思うが、そういう意図を持ったニュースの伝え方にも問題があるようにも思う。

 去年のほぼ同じ時期に、安倍前総理が突如辞任したニュースがあり、それを受けて福田氏が就任した際、「崖っぷち内閣、ひとつも手を誤るわけにはいかない」と所信表明をしていた。それからの1年は、生活面でも影響するほどの出来事が続いたのでこのへんは割愛するが、なんとか持ちこたえている感があった。ぼくから見れば、そんな内閣だからこそ、最後の最後、今回の1手はさすがに誤ったかも、とにらんでいる。もし辞任を決断するならもう少し早く、サミット終わった直後あたりがよかったのかもしれない。

 今後どうなるかがわからない。裏でなにかもっと大きなことが起きそうな予感さえする。

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秋葉原という町は

2008-06-08 21:08:35 | ニュース

 『買い物に行くところであって、人殺しのために行くところでは断じてない!』

 結論を先にいいましたが、この休日、のんびり過ごしていてなにげにTV点けたら、とんでもないニュースに我が目を疑った。秋葉原での通り魔事件。このブログ書いている時点で死者7名、10名の負傷者を出す大惨事。逮捕されたのは静岡(しかも裾野なので隣の市!)から来た25歳の男・・・。

 秋葉原は自分もよく訪れる。パソコン・アニメ関係よりは鉄道模型、あるいは仕事で必要な電子パーツを買うことが多いのだが。先週まで隔週で何度か訪れていたので、もしこの時期がずれていたら、自分もこの事件に巻き込まれていたのかもしれない。そう思うと、ただただぞっとする。

 今の段階ではまだ犯行動機や容疑者のことについては不明だが、報道で見る限りでは、派遣会社が借りているワンルームマンションに住んでいるという。また犯行理由については、「世の中が嫌になり、人を殺すために(秋葉原に)来た」と供述しているそうだが、彼のこれまでの人生に何があったのかは分からないし、本音では知りたくもない。だが、生活境遇は比較的自分と似ているようにも思う。

 生きていれば嫌なことなんていくらだってある。前にも似たようなこと書いたと思うが、そんなのは当たり前のことで、それを如何に乗り切っていくかが人生なのだが、トラックで歩行者天国に突っ込んで人を跳ね飛ばし、さらに無差別に人を切りつける行為に行き着くことには、「卑怯」の二文字以外の言葉が思いつかない。怒りと落胆ばかりが残るので、これ以上書く気もなくなった。

 最後に、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

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この「KCF徒然草」にうそ偽りはないと思うが

2007-12-12 22:42:08 | ニュース

 今年の世相を表す漢字として、「偽」が選ばれたそうな・・・。あぁぁ、やっぱりこれなのねぇ。清水寺の貫主さん、ものすごい怒ってたなぁ。

 F家にはじまり、Mホープ、Sい恋人、A福、S場K兆などなど、表示する原材料の順番間違いから賞味期限・消費期限の改ざんまで、あらゆる食品「偽」装がいやでも目立ってしまったことや、年金問題や汚職などもあった、というのが主な理由だそうだ。あと、あまり言われていないけど、某バラエティ番組で「偽」のデータを堂々と放映してしまう、というのもあったし。

 これが年が明けても続かないことを願いつつ。でないとホントに食べたくても食べられなくなっちゃうかもしれないからね。

 これは食品業界に限った話ではないと思うが、たとえば偽装が発覚してそれをマスコミなどに発表するまではいいけれど、社長や役員がTVの前で謝罪して終わり、ではないんだよね。謝罪した会社も、数ヶ月たったらまた平然と営業していたりして、「あんたらホントに反省したのかい」なんて思ってしまう。

 これはぼくの穿った見方だけど、謝罪会見を一種の企業PRと勘違いしているのではないだろうか?偽装が続く、と言われているけど、これを機会に今までの不祥事や厄介ごとを一気に解決してしまおう、という各企業の意図が見え隠れしているように思えるのだが。あまりにも多いので、ひとつの「ブーム」みたいになっちゃっている気がしません?

 本来は、こうした事件が起きない、起こさせないことがベストだけど、企業は経営活動をして利益を出さなければならない以上、どこかに無理が生じれば不具合も起きないとはいえない。もし起こったとしても包み隠さず公開し、素早く対応することが第一。国民(消費者)は昔に比べて非常に知的水準が高いので、うわべだけの謝罪や反省だけでだまし通せるとはとても思えない。そう思っているうちは、信頼を回復するなんてまずできないと思うのだが。

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