大地震から1週間、いろんな意味でつかれました。なので、今回は、ニュースの拾い読み。
ダチョウ倶楽部の定番ギャグ「どうぞどうぞ」が、こんな場面で役に立つとはね。ガソリンなどの買いだめ問題の解決に一役買っているようだ。
ほかに関東で輪番停電の始まる頃から、エヴァンゲリオンからの着想だという「ヤシマ作戦」という節電を呼びかけることもはやっている。ちなみに、ぼくはヤシマ作戦もウエシマ作戦も継続中です。とはいえ、ぼくの場合、買い物が夜遅くにならないとできず、ほぼ品薄な状態が続いてますがね。今週に入って、スーパーやコンビニでパンと牛乳と乾麺をほとんどみかけない。
ちなみに「アオシマ作戦」というのもあるらしい。「事件は現場で起きているんだ!」ということで、現地でがんばっている人を応援することらしいのですが、それ以上はよくわかりません。
少しかなしい話だと思った。何回か前のブログでぼくも、ちょっとACのCM多くていらつくナァ、と書いていた(もちろん、その後にオチはつけてますよ)のですが。とはいえ、それ以外のカードローンだとかビールだとか、とかくやかましいCMの代わりにこういった啓発モノを流すのはいいことだと思っている。大量に流れるからか、最後のコーラスが癪に障るらしくて、脅迫まがいの事件にまでなっているという。自分の心の広さ(狭さ?)を測られた気がした。
(3)磯山さやか、テレビで放映されない忘れられた被災地、茨城の惨状訴える
報道では、今回の震災でとりわけ被害の大きかった宮城、岩手の沿岸部や、福島の原子力発電所の問題を多く取り上げている。窮状であることや、先の見えない不安を伝えている各放送局の姿勢はよくわかる。だけど、TVには映らない、そのほかの地域にだって被害が出ているのはたしかなわけです。巨大地震に埋もれ、被害が大きいにも関わらず報じられない地域、思い当たるだけでも、長野、新潟、静岡、山梨、千葉・・・とくに、火曜夜の地震で震度6強で被害の大きかった富士宮が、個人的には心配です。
TVではなかなか取り上げられることもないかもしれないが、心配する人はいますし、応援する人も必ずいます。ぼくたちは、そんな地方のことにも目を向けなくてはなりません。
mixiのぞくと、この件でけっこう怒っているマイミクさんが多いことにちょっと驚いた。きっと、プロ野球の公式戦→ドーム&ナイター+中継→節電体制なのに電気使うのか。という思考か、あるいは、某新聞社のお偉いさんのKY発言が怒りを買ったのか、そのどちらかだろうと思う。
大変な目に遭っている被災者のことを思うと、とても野球なんて・・・という選手団の気持ちもわからなくはない。一方で、被災した方々を勇気づけるのには真摯なプレーを見せて楽しませる(喜ばせる)ことも、とても大切なことだと思う。今はまだ被災者への思いが強すぎるから、開催中止の声が大きいのだろう。といって、なにもしないつもりなのたろうか。
個人的には試合をして欲しいと思う。ただ、昼間に屋外の野球場、もしくは河川敷の練習用野球場などで、チャリティーとして行うことを。
(5)ジャイアントパンダの公開は延期に…動物園・水族館の営業中止状況
主な理由は、余震の影響でお客様の安全が確保できないことと、例の停電という。
リンクは貼っていないが、被害を受けた仙台の水族館も、管理されている魚が次々弱っている・・・というニュースも聞いた。
地震の影響を受けた人が、かつてないほど多くいるのは承知だ。先が見えない不安と、健康問題、夜中まで続く停電など、目の前真っ暗な現実がいつまで続くのかと・・・。
だけど、ぼくは言う。こういう大変な時こそ、笑って、楽しいことを考えて生きていたい!
誰かを励まそうとする人まで、暗く落ち込んでいてはやっぱりダメだと思う。
今すぐには無理かもしれないが、今後地震も、避難活動も一段落着いて、心に余裕が出来た頃に、上野のパンダやその他の動物を、まずは被災者のこどもたちに優先して見せてあげるというのはどうだろうか?
それに限らず、被災者だけでなく、ぼくらも明るく元気になれるために、なにか(楽しいことを)考えられないだろうか?